この鍋、本当に食べられないの? おじいちゃんが作った紙工作のクオリティが高すぎ 

佐藤 利幸 佐藤 利幸

メガネのおじいちゃん(@meganenooo)さんが4日、Twitterに「#RTで私を有名にしてください 70歳を過ぎてから暇つぶしで始めた おじいちゃんの工作です。#和紙 #フェイクフード」と投稿した、紙で作った鍋が話題になっている。

「素晴らしい… 初めて、和紙を見て"美味しそう"と思いました。笑 これからも素敵な作品を楽しみにしています」
「美味しそう~本物みたいで見てたらお腹が空いてきました」
と、紙製の鍋と知ってビックリしたという人が相次いだ。大阪府在住の作者(70代・男性)は仕事をリタイアした後に暇つぶしの趣味として始めたそうだが、暇つぶしにしては確かにクオリティが高すぎる。

実はTwitterの投稿主・メガネのおじいちゃんは本人ではなく、作者の息子さん(大阪府在住、40代・男性、画家・専門学校講師)。「私がツイッターを始めたきっかけは、プロフィールにも書きましたが、父の作品が家族だけしか見てない事、また初期の作品の多くは壊れたりして残ってない事などが勿体なく思い始めました」と、父上の作った作品を世に発表するためにTwitterのアカウントを取得した。

そのかいあって「以前は父も作るだけで満足していたようですが、最近はSNSでの反響なども、少しは気になるみたいです。ただ今回(鍋の作品)は私も父もビックリでした」と作品作りの励みになっている。

息子さんは父親の作品作りについて「(父は)絵の具で色を塗ったりはせず、素材の紙の色をそのまま活かして作っているので、とにかく様々な色と質の紙をストックしなければならないのが一番苦労すると言ってました。また、お手本があるわけでは無いので、自分で創意工夫することが苦労する点でもあり、楽しい点でもあるようです。この紙工作の他には川柳とパステル画を趣味でやっています」と話した。

また、息子さんには中学2年と小学4年の娘さんがいる。「小4の娘は夏休みの工作の宿題を、おじいちゃんと一緒作っていました。『紙で作るかき氷』が好評だったみたいで、とても喜んでいました」と、娘さんたちにとっては頼りになるおじいちゃんのようだ。

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