NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの3社は7月以降、共通メッセージングサービス「+メッセージ(プラスメッセージ)」用のスマートフォンアプリにおいて、マイナンバーカード(個人番号カード)による公的認証サービスに対応する。これにより、+メッセージの公式アカウントからマイナンバーカードを使った本人確認を行えるようになる。
なお、この機能はNFCを読み取れるAndroid 6.0またはiOS 13.1以降を搭載するスマートフォン(対応機種一覧)において、7月以降に配信される新しいアプリへと更新することで利用できる。
この機能は、+メッセージの公式アカウントを介した契約手続き(銀行口座開設、クレジットカードの申し込みなど)をする際の本人確認に用いることが想定されている。本人限定受取郵便や親展郵便を代替する手段として、本人確認を行わないと開封できないメッセージの送付にも対応する。
マイナンバーカードには、電子書類の提出時に用いる「署名用電子証明書用暗証番号(英数字6〜16桁)」と、単純な本人確認を行う際に利用する「利用者証明用電子証明書パスワード(数字4桁)」の2種類のパスワードが用意されている。+メッセージアプリでは両方に対応する予定で、公式アカウントの開設者は用途に合わせて使い分けられるようになっている。
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