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IntelのゲルシンガーCEO、「半導体不足はあと2年続く可能性がある」

» 2021年06月01日 10時47分 公開
[ITmedia]

 米Intelのパット・ゲルシンガーCEOは5月31日(台湾時間)、オンラインで開催の「Computex Taipei」の基調講演で、「半導体不足はあと2年は続く可能性がある」と語った。

 pat 基調講演中のパット・ゲルシンガーCEO

 同氏は、新型コロナウイルスのパンデミックが業界に「爆発的な成長サイクル」をもたらしたことでサプライチェーンに負担がかかっており、「業界全体で措置を講じてはいるが、エコシステムが回復するにはまだ数年かかる可能性がある。ファウンドリの生産能力や部品不足に対処する必要がある」と語った。

 同氏はまた、この半導体不足で業界の成長が抑制されているので、「世界経済に燃料補給する必要がある」と語った。

 ゲルシンガー氏は3月、新たな戦略「IDM(Integrated Device Manufacturing) 2.0」を打ち出し、米アリゾナ州チャンドラーに2つの新たな半導体工場を建設するために200億ドル(約2兆1726億円)を投じると発表した。


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