東北芸術工科大学主催　東北ルネサンス・プロジェクトin仙台
〈赤坂憲雄対論［東北・知の系譜］〉

高橋克彦×赤坂憲雄　「イザベラ・バードを語る」

日時／3月7日（土）　17:00〜

会場／仙台文学館講習室

受講料／一般1500円／東北文化友の会会員・学生1000円／高校生以下・東北芸術工科
大生は無料

定員／９０名

協力／仙台文学館

お申し込み・お問合わせ／東北芸術工科大学東北文化研究センター　
TEL.023-627-2168


イザベラ・バードは1831年、イギリス・ヨークシャー州生まれの旅行家、作家です。
1878年5月、47歳の時横浜にやってきました。
西南戦争が終わった翌年で、日露戦争勃発の10年前。
バードはこの時期の日本を3ヶ月間、1900キロにわたって旅をしました。
旅の舞台は東北、北海道。
『日本奥地紀行』はその旅の記録です。
バードが旅した山形県内のルートをたどった赤坂憲雄。
バードの通訳・伊藤青年を主人公にした小説「ジャーニー・ボーイ」を
「小説トリッパー」に執筆中の高橋克彦さん。
2人が130年の時を経て、バードの旅を見つめます。

高橋克彦（たかはし・かつひこ）　　　　　　　　　　　　
1947年岩手県生まれ。早稲田大学商学部卒業。
1983年『写楽殺人事件』で江戸川乱歩賞を、1985年『総門谷』で吉川英治文学新人賞
を、
1987年『北斎殺人事件』（以上、講談社文庫）で日本推理作家協会賞を受賞。
1991年には『緋い記憶』（文春文庫）で直木賞受賞、
2000年には『火怨』（講談社文庫）で吉川英治文学賞受賞。
ミステリーやホラー、歴史小説をはじめ幅広い分野で執筆している。
最新刊は『月下天使ドールズ』（角川書店）

赤坂憲雄（あかさか・のりお）　　　　　　　　　　　　
1953年東京都生まれ。東京大学文学部卒業。東北芸術工科大学大学院長。
同東北文化研究センター所長。福島県立博物館館長。
民俗学をベースに東北の文化や歴史を掘り起こす「東北学」の功績により、第57回河
北文化賞を受賞。
2007年には『岡本太郎の見た日本』（岩波書店）で文化庁芸術選奨文部科学大臣賞、
ドゥマゴ文学賞受賞。
著書に『東北学』（作品社）、『山野河海まんだら』（筑摩書房）、『いま、地域か
ら』（荒蝦夷）など多数。