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開催終了青春キネマ館5周年特別企画

詳細

2008年01月07日 09:45 更新


映画評論家・山根貞男トーク&「しとやかな獣」上映会
『古い映画も新しい映画も面白さは現在形!』

●日時
2008年2月10日(日)
開場15:30
映画上映16:00〜17:37
トーク18:00〜19:00
夜鍋談義 19:30〜
●場所
上映+トーク 進富座
夜鍋談義・宿泊 日の出旅館
●料金
チケット取り扱いは進富座ほか。電話予約もできます。
◆トークセット券(映画+トーク)高校生以下 前売1,000円・当日1500円、一般 前
売2,500
円・当日3000円
◆夜鍋談義セット券(映画+トーク+夕食)一般 前売8,000円
山根さんと一緒に夕食を囲みましょう。そして、心ゆくまでじっくり映画談義を!
◆宿泊セット券(映画+トーク+夕食+宿泊)一般 前売13000円
お部屋は相部屋となりますので、ご了承ください。朝食付きです。

●青春キネマ館&キッズシアターとは
大人には懐かしい日本映画を、子どもには親子で楽しめるアニメ映画などを“映画館”
で観てもらおう!という企画です。ただ今、お手伝いいだける方を募集しています。お
気軽に声をかけてください。

●上映作品
「しとやかな獣」
キネマ旬報ベスト10 第6位・同脚本賞受賞 1962年・カラー・大映スコープ・1時間36

監督:川島雄三 原作・脚本:新藤兼人
出演:若尾文子/船越英二/伊藤雄之助/山岡久乃/高松英郎/山茶花究/小沢昭一/
ミヤコ蝶々
「幕末太陽傳」と並ぶ、川島雄三の代表作。狭いアパートの一室で繰り広げられる、欲
の皮のつっぱった悪党たちの騙い合いを、縦横無尽のカメラワークで痛快に描いた、ブ
ラック・ユーモア家庭劇の傑作。若尾文子が悪女役の演技に開眼した、彼女のキャリア
の中でも重要な位置を占める作品で、共演する個性的な俳優陣とのアンサンブルも楽し
い。森田芳光監督の「家族ゲーム」が世に出た時、この作品と比べて論じる方もあった
ほど、今も根強く支持されている。

●主催・電話・E-mail予約
青春キネマ館&キッズシアター上映実行委員会
Tel.0596-23-0839 E-mail exit-s@amigo2.ne.jp

●注意事項
※高校生以下は、トークまでしか参加できません。
※映画のみ、トークのみのチケットはありません。
※予約の都合上、夜鍋談義セット券は2月3日、宿泊セット券は1月15日までにお申し込
みください。数に限りがありますので、お早めにお申し込みいただくことをお薦めしま
す。当日券は販売いたしません。
※駐車場に限りがございますので、できるだけ公共交通機関をご利用ください。
※旧作のため多少、音声・画面が乱れる場合がございます。予めご了承ください。

●支援、後援
平成19年度三重県文化振興基金活用事業
後援/伊勢市 伊勢市教育委員会 玉城町 玉城町教育委員会 南伊勢町教育委員会

●山根貞男氏(Sadao Yamane)プロフィール
映画評論家。1939年大阪府生まれ。
映画批評誌『シネマ69』を編集・発行(1969年-1971年)。同誌で本格的に映画批評を
開始した蓮實重彦とともに海外の映画祭で鈴木清順、加藤泰、成瀬巳喜男の特集に関わ
る。1995年から1997年の間、東京国際映画祭の「ニッポン・シネマ・クラシック」の企
画を担当。1986年より現在まで雑誌『キネマ旬報』に日本映画時評を連載中。2001年よ
り東海大学文学部教授。
著書に『増村保造 意志としてのエロス』(筑摩書房/1992年)、『現代映画への旅19
94-2000』(講談社/2001年)などの評論集のほか、インタビューや編著として、『マ
キノ雅弘自伝 映画渡世〈天の巻・地の巻〉』(山田宏一との共著/平凡社/1977年、
現在はちくま文庫)、『森一生 映画旅』(草思社/1989年)、『小川紳介 映画を穫
る ドキュメンタリーの至福を求めて』(筑摩書房/1993年)、『映画監督 深作欣二
』(ワイズ出版/2003年)、『「仁義なき戦い」をつくった男たち 深作欣二と笠原和
夫』(米原尚志との共著/日本放送出版協会/2005年)、『成瀬巳喜男の世界へ』(蓮
實重彦との共著篇/筑摩書房/2005年)などがある。現在、月刊新潮に「マキノ雅弘」
を連載中。

●昭和の戯作者・川島雄三
1938年、松竹大船撮影所に入社、渋谷実監督らのもとで助監督経験を積む。戦時下の19
44年に『還って来た男』で監督昇進を果たすと、戦後はナンセンス・コメディをも含む
一連の喜劇を発表。日活に移籍してからはさらにその才能が開花、喜劇だけでなくメロ
ドラマ、文芸映画、サスペンス映画などさまざまなジャンルに名作を残した。
喜劇では『愛のお荷物』(1955年)や『貸間あり』(1959年)のような軽快な風刺から
『しとやかな獣』(1962年)のような辛辣なタッチに至るまで幅広い演出力を見せる一
方、メロドラマにおいては『洲崎パラダイス 赤信号』(1956年)などを通じて人間存
在のはかなさに迫った。
東京映画、大映などさまざまな撮影所からも招かれる人気監督として、『雁の寺』(19
62年)や『青べか物語』(1962年)といった文学作品の映画化でも高い評価を得たが、
さらなる活躍の期待されていた1963年、51本目の作品となる『イチかバチか』を遺して
45歳の若さで急逝。
あえて軽佻浮薄な戯作者を自称し、「サヨナラだけが人生だ」の墓碑銘を得たその作品
群には、常に人生に対する諦念と、その中で生きることの哀歓が刻み込まれている。

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  • 2008年02月10日 (日) 日
  • 三重県 伊勢市
  • 2008年02月05日 (火) 締切
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参加者
1人