11月18日（木）午後6時半より、ジュンク堂書店池袋本店
　　「JUNKU 連続トークセッション　山田洋次の〈世界〉」


　　以下は書店告知の内容コピーです。

　「男はつらいよ」シリーズなどで、大衆の圧倒的な支持を受けながらも、映画批評の場では、十分に語られてこなかった、映画監督・山田洋次。しかし、この数十年毎年のように映画を撮り続け、今年１０月には最新作『隠し剣 鬼の爪』を公開するという、まさに現役第一線で活躍し続ける、まさに大監督なのである。
　今回は、その山田洋次監督全作品をすべて徹底的に観、資料を読み込み、その全体像に迫った『山田洋次の〈世界〉』を刊行した切通理作氏と、山田監督自身との交流も多い、娯楽映画研究者の佐藤利明氏に、山田洋次の〈世界〉への道案内をお願いする。新書一冊には収まりきらなかったエピソードや解釈を披露し、おなかいっぱいまで満足させます。
　
　　入場料1000円（ドリンク付）　４階カフェにて　
　　定員40名（お電話又はご来店にてお申し込み先着順）　
　　お問い合わせ　03-5956-6111（池袋本店）
　　詳細はhttp://www.junkudo.co.jp/event2.html


■出演者プロフィール（告知より）

切通　理作（きりどおし　りさく）：1964年東京生まれ。和光大学卒業。文化批評。『宮崎駿の〈世界〉』で第24回サントリー学芸賞受賞。著書に『ポップカルチャー 若者の世紀』（廣済堂出版）、『特撮黙示録』（太田出版）、『ある朝、セカイは死んでいた』（文藝春秋）、『地球はウルトラマンの星』（ソニーマガジンズ）、『お前がセカイを殺したいなら』（フィルムアート社）、『怪獣使いと少年』（宝島社文庫）等がある。共著に『映画監督ベスト101』（新書館）、『間違いだらけの〈いじめ〉論議』『音楽誌が書かない「Ｊポップ」批評』（宝島社文庫）、『オウム真理教の深層』（青土社）、『連合赤軍“狼”たちの時代』（毎日新聞社）ほか多数。
　
佐藤　利明（さとう　としあき）：娯楽映画研究。構成作家。ミュージカル・音楽評論家。内外の娯楽映画の解説、評論。映像ソフト・プロデュース。新聞、雑誌、劇場用プログラムへの寄稿。映画祭の企画運営など、娯楽映画をキーワードに、現代にそれらの作品群を照射する仕事を行っている。山田洋次監督については、「男はつらいよ 拝啓車寅次郎様」劇場用プログラムでインタビュー。山田組出身の監督との交遊もあり、「釣りバカ日誌10」からは、毎年劇場用プログラムへの寄稿、インタビュー、編集を行っている。最新作「隠し剣 鬼の爪」の劇場用プログラムでは山田監督インタビューを行った。主な共著に『若大将グラフィティ』（角川書店）、『無責任グラフィティ クレージー映画大全』（フィルムアート社）、『エノケンと〈東京喜劇〉の黄金時代』（論創社）。切通理作氏とは『映画監督101　日本映画篇』（新書館）などの共著がある。

　ぜひ皆さんお誘い合わせの上、おいで下さい!!