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開催終了面接官は“ぺーぺー”が多い? 就職は3秒で決まる

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2011年01月20日 21:42 更新

面接官は“ぺーぺー”が多い? 就職は3秒で決まる
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(Business Media 誠 - 01月20日 16:43)

大学生の就職内定率(出典:厚生労働省) 写真:Business Media 誠
 凍えんばかりの就職氷河期とあり、多くの学生が切羽詰まっているようだ。日本の「失われた20年」がまだまだ続くと仮定するなら、氷河期も終わらないことになる。つまり「就職氷河期は常態化する」と考えておいた方が賢明だ。

 こんな時代、就活にはどのようなスタンスで臨むべきなのだろうか? “氷河期第一世代”として就活し、現在40歳となったビジネスコンサルタントの視点から、就活マニュアル本とは一線を画す内容でエールを送りたい。

●企業の面接に、大した人間はそういない?

<面接のオモテ>

 学生から見れば、企業の人事とは非常に近寄りがたく、怖い存在だ。実社会でバリバリ働くビジネスマンであり、実年齢も上のため大人びて見えるし、何よりも就職したい! という焦りに近い想いで面接に臨むものだから、余計に仕事がデキそうに見えてしまう。これは仕方のないことである。では、実際はどうなのだろうか?

<面接のウラ>

 面接の初期段階では、入社して数年の若手社員が面接官として出てくることが多い。学生との年齢差はわずか3〜6年といったところだろうか。学生にとってはみな優秀に見えてしまう面接官だが、彼らは組織内ではまだぺーぺー。実際は大して仕事ができるわけではなく、社内では毎日怒鳴られているトホホな身なのかもしれない。

 若手面接官の役割は「使えそうにない学生」をふるいにかけることであり、「優秀な学生を見極める」わけではない。なぜなら、まだ一人前ではない若手社員に、人間を判断する能力など備わっているはずがないからだ。

 ここが学生にとってのチャンスである。何が? 若手社員の話ぶりをよ〜く観察するまたとない機会なのだ。就活は学生が「会社に入れてもらう」ための儀式ではない。「入ってあげてもいいかな」くらいのスタンスの方が良い。若手社員とはいえ学生とのファーストコンタクト、企業も“それなりの社員”を用意しているはず。じっくり面接官をチェックすれば、その企業の雰囲気や実力などが伝わってくるだろう。

<面接のウラのウラ>

 もしも若手面接官がダメダメな人間だったとしたら? その企業はやめておいた方が良いだろう。これは学生でも十分に判断できる。たとえ入社したい企業だとしても、心を鬼にして、諦めることをオススメする。大企業・有名企業だからといって社員すべてが優秀なわけではなく、実際、相当な割合でレベルの低い社員が登場してくるもの。面接とは心理的負荷の強い特殊な環境だが、この1点の事実を忘れなければ、学生は決して慌てる必要がない。

 「こんな程度の話しかできないのか?」「こんなアホな先輩いたらヤダな〜」と、学生の私はたびたびがっかりし、面接をよく途中放棄した。私が実社会に出て30歳を過ぎたころから、「実は僕が学生の面接をしてるんです!」という、仕事イマイチの20代サラリーマンの自慢げな話を聞くたびに、ああ〜やっぱりそういう仕組みなのネと、面接官のレベルの実態を知ることとなる。

 学生は「とにかく自分をアピールしよう!」と気張ってしまう。最初から人事部ならともかく、人事の所属でない若手面接の場合は「自分が会社を見極めてやる」という気持ちが大切だ。2次面接、3次面接と進むにつれて、いよいよ人事部が登場してくる。ここからが本番なのだ。

●学生のウソは、すぐにバレる

<ウソのオモテ>

 「御社が第一志望です!」は氷河期第一世代の決まり文句だったが、果たして今も状況は変わらないのだろうか? 本当に第一志望なら胸を張って堂々と宣言すべきところだが、もしそうでないのであれば、そこは素直に「違います」と告白した方が無難だろう。数十社も受けながら、すべて第一志望のはずがない。どんだけ働くんだい?

<ウソのウラ>

 同一業界の1位と5位の企業を同時に受けるようなケースは多い。さて、5位の面接において「1位の企業は受けていまよね?」と聞かれるはず。学生はハイと答える。そこで「第一志望はどこですか?」との質問がきたならどうする? 「もちろん御社です!」と元気に言うことが、まっとうな答えだろうか? 人間心理を考えるなら、5位よりも1位を希望するのが普通、そんな事情は面接官も重々承知している。ウソはばれるもの。それでは、どうしたらいいのか?

<ウソのウラのウラ>

 バカ正直過ぎてもいけない。ウソが苦手な私はこんな場合、指折り数えて「第5位です」と答え、露骨に嫌な顔をされ、見事に落とされた。やはり若手面接官のプライドも立ててあげないと、嫌われちゃうのは当たり前。

 「まったく業界に興味はない。だけど業界1位の企業」って、何となく安心するから受けてしまいがちである。実際の仕事ぶりを学生に想像しろという方が無理な話。なるべく失敗しないようにと考えると、無数にある企業から効率よく受けていくにはいろんな業界の1位を狙っていく方法は、ある意味で正攻法である。

 私もそんなノリで受けたことがあり、最初は学生8人くらいの集団面接だった。順番に志望理由を聞かれていく中、周囲の立派な意見に困り、最後の番となった私は正直に“まったく興味がない”ことを申告した。その瞬間、会議室は静まり返ってしまった。

 では、君はなぜ受けにきた? 怖い目つきの面接官。「業界1位には何か理由があるはず。それを探りにきただけ」と答えた。その途端、面接官はニヤ〜リと笑い、深いため息をついた。そして「タバコを吸う奴いるかあ〜?」と、おもむろに灰皿を机の上に置き、気持ち良さそうに一服を始めた。明らかに面接官の雰囲気が変わった。学生はみな慌てた。面接中にタバコなんてとんでもない! とばかりに首を横に振ったが、全員スーツの胸ポケットにはしっかり“タバコのふくらみ”が見えるのだが……。

 では遠慮なく……と、私はひとりタバコを吸い始めると、また面接官がニヤ〜リと笑った。その後は面接官と私、ふたりでもうもうとタバコの煙をくゆらせながらのヘンな面接に。どうやら面接官は見え見えのウソが嫌いなタイプ、とてもストレートな性格の人だったようなのだ。この時点から、面接官は業界にまったく興味のないという私ひとりにしか話しかけなくなっていた。結果、面接通過。

 バカ正直も状況次第。運が良ければ、こんなケースもある。後から面接官と話したところ、こんなことを言っていた。「仕事とはいえ、何百人もつまらない学生を見なきゃならないのは、疲れるんだよ。飽きてくるんだよ、似たような学生と、同じようなウソに」と。

●面接は3秒で決める?

<自己アピールのオモテ>

 サークル活動、バイト経験、語学力、ボランティア活動、優秀な学業成績などを学生は懸命にアピールする。やはり使える人間と思ってもらえなければ、面接は通らないもの。これって本当なのだろうか?

<自己アピールのウラ>

 学生時代の経験値など、たかがしれている。ビジネスに直結するキャリアならまだしも、そんな学生はまれである。はなから企業は学生の「過去」など眼中になく、学生時代に誇れる“実績みたいなモノ”があっても、それで飯が食えるわけではない。ビジネスができる保証にはならないのだ。

 学生たちが羅列するアピールの数々、それは人事にとってはドングリの背比べに過ぎない。近年は語学力を武器にする学生も多いが、これはちょっと注意をしなければならない。例えば英語を話せて損はないが、語学堪能であることと、ビジネス力は、全くの別物ということを忘れてはならない。ここを勘違いして語学力ばかりを猛アピールすると、考え方が浅いなあ、と墓穴を掘ることになる。

<自己アピールのウラのウラ>

 企業が見極めようとしているのは学生の「将来」である。過去もそれなりの判断材料にはするが、目的はあくまでも未来のビジネス力やポテンシャル。しかし、そんなもの、どうやって判断するのだろうか? それが学生の「現在」にある。

 「学生の“面構え”を見て、だいたい3秒で決めるんだよね」とは、とある大企業の人事部幹部の弁。3秒!? 見た目じゃん! いやいや、見た目とは異なる。顔つきだ。面構えだ。その人が醸す雰囲気だ。つまり、ほぼ第一印象で決めていることになる。最初に抱いた直感をベースにしながら、さまざまな質問で学生の現在をあぶり出し、未来を推し量っていくのだ。

 第一印象・直感とは、実は人間が有する能力の中でもかなり優れたチカラであり、正しい判断にはもっとも効果的であるとさえ言われている。多くの面接のプロはこの能力に長けており、大量の学生を瞬時にさばいていく。学生が懸命にアピールしても、着席した段階で、面接官のココロはすでに決定していることが多い。わずか3秒の勝負。

 第一印象が非常に重要なのは、その特性にある。良い第一印象を持った場合、相手がその後ヘマをしても良いイメージがカバーしてくれるため、なかなか評価は下がらない。反対に第一印象が悪いと、その後に良い面をどんどんみせても、残念ながらイメージは改善しづらい。何だか不公平のように思えるかもしれないが、人間の心理はこのように出きている。良い第一印象を持たれることは、面接のみならずあらゆる人間活動において非常に有利に働くのだ。

●3秒のための就活

 エントリーシートを書くのは大変だろう。しかし、これもホントのところ、それほど読まれていなかったりする。大量のシート、それがどれも似通った内容であるなら、読む気など起こらないのが人事の本音。これが現実だ。

 「3秒で何が分かる!」と、学生は怒るかもしれない。しかし、3秒の決断はあながち間違っていない。人事の話によれば、入社後の性格や働きぶりなどをトータルに判断すると、ほぼ想像通りの人物を採用できていると言う。リアルなビジネスの場でも“3秒ルール”は大いに生きており、私は最初に会った人間はほぼ第一印象で決める。仕事で後々付きあっていくことになるのだが、多くの場合、3秒の判断は正解である。

 面構えはどうしたら良くなるのか? 第一印象をよく見せる秘策はあるのか? 答えは「No」、そんなものはない。では「3秒の就活」のために、学生は何をすべきか? 面構えはこれまでの人生の蓄積である。良い生き方をしてきた学生は、きちんと顔に出ているもの。心配ない。

 そうでない学生は、素晴らしい未来を今から一生懸命考えてみよう。どこの企業に行きたいとか、そんな小さな話ではない。仕事を通して実現したいことや、人生の夢や、自分の大切な価値観や、誇れる信念など、“将来の自分”を死ぬほど考えてみよう。死ぬほど、真剣に考える、これが大事。その想いが、やがて、面構えとなって現れるからだ。(荒木News Consulting、荒木亨二)

※この記事は、誠ブログ「【就活のオモテとウラ】 就職は3秒で決まる」より転載しています。

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