【講演会のご案内】

自由人権協会大阪・兵庫支部総会記念講演
「いま検察に何が起きているのか」

日時：２０１０年５月８日(土)１４時３０分〜１６時３０分
講師：魚住昭氏(ジャーナリスト)
会場：神戸市勤労会館講習室４０４
　　　神戸市中央区雲井通５−１−２
　　　?　０７８(２３２)１８８１
　　　ＪＲ、阪急、阪神、地下鉄の各「三宮」駅から東へ徒歩約５分
入場無料・予約不要
主催　社団法人自由人権協会大阪兵庫支部

　昨年から今年にかけて、東京地検特捜部により、民主党小沢幹事長、鳩山首相らへの捜査が行われ、「政治とカネ」をめぐる議論が改めて沸きあがりました。
　他方、特捜部による捜査が総選挙に伴う民主党への政権交代の前後に行われたこともあって、一部には、この捜査の政治的意図を疑う意見や、国会開会前に現職国会議員を逮捕するといった捜査手法への疑問、さらには、諸外国に比べて強大な権限を有している日本の検察制度のあり方を問題とする意見も出されました。
　このような状況からは、これまでの汚職を初めとする金権政治を糾す「正義」の担い手と見られてきた特捜検察について、民主主義政治体制下における検察のあり方という観点から、今一度原点に立ち返って考え直してみる必要性があるといえます。
　今回の記念講演では、長年にわたって特捜検察の取材を続けてこられ、今回の東京地検特捜部の捜査に対しても、いち早く意見表明を出されたジャーナリストの魚住昭氏をお招きし、取材の現場から見えてきた特捜検察の変遷と検察の問題点、今後のあり方についてお話いただきます。
　皆様、ふるってご参加ください。