1.The Egg, the Glass, and the Handkerchief(玉子、グラスそしてハンカチ)
クリングクラングと呼ばれる古典マジックです。この時代においても古典のようですからかなり古くに存在するのでしょう。その解決方法も様々あります。ここで紹介されるのは即席のやり方です。玉子を使ったマジックが今までにもいくつか紹介されています。その導入などの手順に組み込むにはぴったりかもしれません。
3.The Silk and the Flame(シルクと炎)
私がターベルコースの中で最も好きな作品のひとつです。ターベル自身もお気に入りと見え、これが今までだけではなく、今後も長く人気を保つでしょう、と述べています。日本でも大正時代に阿部徳蔵氏が演じていたことが記録に残っており、見た人の記憶にも残っています。残念ながら、ロウソク、マッチという素材が現代的ではなく、また火を使用することから、今では演じられることはほとんどありません。しかし、現象という点で言えば、今でも一級品でり大変美しいものです。火が使える場所であれば、ぜひ演じてみましょう。ここでも当時セットとして送られてきたマジックグッズの中にあるものが使われます。プルです。これも現代ではあまり使われませんが、使い方次第ではとても便利です。この演目を通じて正しいやり方が覚えられます。技法としてはレッスン5で学んだマッチ箱に隠す原理が出てきます。