戸川昌子著『火の接吻』復刊記念イベント
10/14（日）14:00 open at 渋谷アップリンクファクトリー
前売2000円・当日2500円（各1D order）
http://www.uplink.co.jp/factory/log/002310.php

◆トークショウ
戸川昌子 vs ヴィヴィアン佐藤
◆ダンスパフォーマンス集団
紫ベビードール
◆セクシィライブショウ
その名はスペィド
◆アートおままごと音楽ユニット
てンぬイ（真珠子 & あや野）

〒150-0042
東京都渋谷区宇田川町37-18 トツネビル
tel.03-6825-5502　fax.03-3485-8785
http://www.uplink.co.jp/


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火の接吻（講談社）
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その人はのらりくらりとした面持ちで、
渋谷にある自分のお店「青い部屋」にいます。
自分で妖怪を名乗るその人の背中を見る度に、
僕はいつも「ム−ミン」を連想するのですが、
皆さんはどう思いますか。

戸川昌子著、「火の接吻」は
1984年書き下ろしで発表されました。
舞台は1984年の東京。
26年前に起きた洋画家（保険会社社長の息子）宅の
火災事故現場にいた 三人の幼稚園児は
連続放火事件をきっかけに再会。
それぞれが奇妙な関係を持ちながら、
それぞれの結末へ向かって燃え尽きていく、
登場人物の曖昧な記憶が混じり合ってカオスとなり、
事実は書き換えられ、人々は翻弄されます。

もう１つ。男女の恋愛の「火」があり、
「鉄は熱いうちに打て」なる諺もありますが、
登場人物が目指した恋愛ドラマもバライティーに富んでいて、
どういう結末に落ち着くのか。非常に、ハラハラします。

事実は小説よりも奇なり。
本当にこの人は小説を書いていたのでしょうか？と……。

◆企画・青い部屋
http://www.aoiheya.com/