婦人保護施設「かにた婦人の村」は、日本人で唯一、元「慰安婦」であった体験を名乗り出た女性が、晩年過ごした施設です。その敷地には(「噫(ああ) 従軍慰安婦」と記された石碑が建てられています。また、房総半島南端は、「陸の空母」と呼ばれた館山航空基地など、首都防衛の軍事施設が設置された地域でもあります。今回、これらの日本人元「慰安婦」の関係した場所を訪れ、安房の戦争遺跡を巡り、日本の戦争責任の問題を考えるスタディーツアーを実施します。ご関心のある方は、ぜひご参加ください。

〔日　程〕2015年5月10日(日)、日帰り

〔プログラム予定〕
10:30〜11:30、座学、館山戦跡、かにた婦人の村について、概要を説明。
11:45〜12:45、昼食
13:00〜16:30、ガイドと共に戦跡見学、赤山地下壕、かにた婦人の村の碑、教会納骨堂、都合がつけば、日本人元「慰安婦」を世話したシスターが存命なので話を伺う。
費用：ガイド料、一人1,500円(NPO法人安房文化遺産フォーラム)
昼食代：レストラン(1,500円)各人支払い、座学もここで
資料など：希望者のみ購入可
　　　戦跡ガイドブック、相沢NPO代表の調査資料など、
『マリアの賛歌』(城田すずこ)　(他では購入不可)

■交通
5月10日（日）8時10分、東京駅八重洲口集合、ＪＲバス関東
高速バス　東京駅8:20発⇒館山駅10:00着、（片道2,500円）

※4/30まで申込の人は、「行き」はまとめて予約します。「帰り」は各自で当日購入。それ以降の申込の方は、各自で10時までに館山駅集合。
館山駅からは、タクシー、または路線バスで戦跡まで移動。(かにた婦人の村は、海軍砲台跡地にあり、戦跡から近い)

帰り：館山発　⇒　東京駅 ⇒　新宿駅
　　　17:00　→　18:46
　　　17:30　→　19:26
　　　18:00　→　19:46
18:30　→　　――　　　20:19


〔費　用〕高速バス料金往復・ガイド料など、併せて約１万円弱(当日、現地でお支払いください)

〔定　員〕10名程度

〔備　考〕
※高速バス「行き」をまとめて予約する関係により、できる限り4/30までにお申込みください。それ以降の申込の方は、各自で10時までに館山駅集合となります。
※このツアーは、通常の旅行社のツアーとは異なり、市民団体の企画による手作りのものです。現地の事情により、ある程度の内容変更、費用変更、移動時間などを合わせて多少前後する場合があります。ご了承のほど、お願い致します。


[主 催]フィリピン元「慰安婦」支援ネット・三多摩（ロラネット）
(〒181-0014　三鷹市野崎3-22-16　すぺーすはちのこ２階　ピナット気付　Tel：0422-34-5498)
※ロラネットの会員も募集しています.
http://www007.upp.so-net.ne.jp/hachinoko/pinat/lolatop.html
★このツアーのお問い合わせ・参加のご連絡等は、
ロラネット・児玉宛て、Tel：090-309-5403、kdmshgnb@gmail.com までお願い致します。