皆様、

下記シンポジウムの開催をお知らせ致します。各国からの参加者など、現場の状況や意見を是非聞きに来て下さい。

http://www.hyogo.uncrd.or.jp

2008「地震にまけない学校計画」国際防災シンポジウム
地震にまけない世界へ向けて−学校の安全をめぐる、世界と日本の動き

本シンポジウムは、ひょうご安全の日推進県民会議の助成を受けて実施しています。



学校は、子供たちが教育を受ける大切な場所であり、災害時には、子供たちの安全を確保できなければなりません。しかし、近年の世界各国で発生した大地震では、学校が倒壊したことにより、多くの子供たちの貴重な命が失われています。

特に学校の倒壊の原因となる耐震性を高めるためには、日本をはじめとする地震多発国において、耐震診断と改修の大切さを広めることが急務です。

世界的には、国連機関が中心となり「防災は学校から(Disaster Risk Reduction Begins at School)」というテーマのもと、学校の安全強化と防災教育に重点をおいた「世界防災キャンペーン2006−2007」を実施しました。

神戸に事務所をおく国際連合地域開発センター（UNCRD）でも、1999年より「地震にまけない学校計画」を促進し、2005年からアジア・太平洋の4カ国(インド、インドネシア、ウズベキスタン、フィジー）にて、「地震に対する子供たちのための災害対策プロジェクト」を実施し、各地で成果を挙げています。

このシンポジウムでは、アジア・太平洋各国で、学校の安全強化と防災教育に携わる専門家が集まり、各国での活動をお伝えします。国を超えて、子供たちのために、学校の安全について、一緒に考えませんか？

基調講演　ゲリーデ・ラ・ポメライ

学校の安全と防災教育の促進を目的とする国際学校安全連盟（Coalition for Global School Safety)の共同創設者兼理事を務める。イギリスを拠点とする国際USAR(アーバンサーチ＆レスキュー）の捜索救援専門家として、10年以上活躍。



プログラム

13：00−13：30　受付

13：30−13：45　挨拶　小野川和延　国際連合地域開発センター（UNCRD）所長

　　　　　　　　　　　　　　　　　兵庫県(予定)

　　　　　　　　　　　　　　　　　読売新聞神戸総局長(予定)

13：45−14：15　基調講演　ゲリー・デ・ラ・ポメライ　国際学校安全連盟（CGSS）共同創設者・理事

14：15−14：35　招待講演　小林正美　京都大学　教授

14：35−14：55　「UNCRDの学校プロジェクト」　ジシュヌ・スベディ　UNCRD防災計画兵庫事務所　研究員

14：55−15：05　防災教育教材「ビジュアル版　幸せを運ぼう」　ビジュアル版制作委員会



15：05−15：20　休憩



15：20−16：20　学校の安全と防災教育

　　　　　　　　　　司会　岡崎健二　政策研究大学院大学　教授

　　　　　　　　[フィジーの事例]

　　　　　　　　　　ジョエリ・カワキ　フィジー国立災害対策局　局長

　　　　　　　　　　アイセア・クミナケロ　フィジー国立災害対策局

　　　　　　　　[インドの事例]

　　　　　　　　　　ミヒール・ジョシ　SEEDSプログラム担当官

　　　　　　　　[インドネシアの事例]

　　　　　　　　　　クリシュナ・プリバディ　バンドン工科大学　准教授

　　　　　　　　[ウズベキスタンの事例]

　　　　　　　　　　アマッド・トクタエフ　ウズベキスタン建築建設委員会　副議長

16：20−17：20　パネルディスカッション「学校の安全：これまでの成果と今後の普及に向けて」

　　　　　　　　　　進行　ラジブ・ショウ　京都大学　准教授

　　　　　　　　　　パネリスト　ゲリー・デ・ラ・ポメライ　国際学校安全連盟（CGSS）共同創設者・理事

　　　　　　　　　　　　　　　　中村隆行　宇宙航空研究開発機構　参事

　　　　　　　　　　　　　　　　村井雅清　CODE海外災害援助市民センター　事務局長　ほか

17：20−17：30　閉会の挨拶　安藤尚一　UNCRD防災計画兵庫事務所　所長



開催日時：2008年11月6日(木)13:30−17:30
会場：よみうり神戸ホール
神戸市中央区栄町通1丁目2−10
読売神戸ビル2階

参加費：無料
(定員200名−定員になり次第締め切ります。事前にお申し込みください。)
日英同時通訳つき

主催／問合せ先：国際連合地域開発センター防災計画兵庫事務所
〒651-0073
神戸市中央区脇浜海岸通1−5−2
ひと未来館5階
電話：078-262-5560
FAX：078-262-5568
E-mail：rep@hyogo.uncrd.or.jp

後援：読売新聞大阪本社