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mixi > イベント一覧 > 東京都 > 2016年12月 > 2016年12月1日(木)の東京都のイベント > 第7回 再・書き方講座_φ(^^q

開催終了第7回 再・書き方講座_φ(^^q

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詳細

2016年11月11日 15:41 更新

書き方をもう一度初めから。
こちらは初心者のための基礎講座です。
新たに小説の書き方について考えてみたいと思われた皆様はもちろんのこと、もう一度基礎から復習したいと思われた皆様も、是非ご参加くださいませ♪^^)/"

第6回へは、参加できず、すみません。
『純愛小説の書き方』いかがでしたか?
課題はこちらへバンバン投稿ください!

第7回の講座は、第5回にご教授いただいた『エッセイの書き方』に続く、『エッセイの書き方第2弾』がテーマだそうです。
エッセイ…簡単そうで難しいですね、、
でもきっと書けたら気持ちいいだろうなぁ。
ということで、今回も楽しみです!
皆さんの参加表明、お待ちしております。

コメント(20)

  • [1] mixiユーザー

    2016年11月12日 14:25

    エッセイの書き方を、もっと追及してみようということで、もう一つの上のエッセイの書き方を。
  • [2] mixiユーザー

    2016年11月17日 01:24

     団地の共用駐輪場から駆け出そうとする幼い頃の私を引き留める声がありました。振り返ると、幼稚園児ぐらいの男女が笑って私を見つめていました。私も彼らと同じぐらいの年齢でした。
    「鬼も決めずに、どこに行くつもりなの」
     一人の女の子が言いました。私よりも一つ年上の石黒明美ちゃんでした。
     私たちはかくれんぼを始めようとしているようでした。子供にとってかくれんぼとは、鬼を決め、鬼にならないように、鬼に見つからないように隠れる遊びでした。しかし、私には、その遊びの楽しさが違っていたのです。私にとってのかくれんぼは、狭い石の間を見つけ、そっとそこに身を潜める遊びだったのです。
     石は最初こそ私を拒むのですが、じっとしていると、まるで私を受け入れてくれたかのように温もるのです。冷たい石は少し少し温かくなって行くのです。強く、そして、無言のままに私を受け入れてくれるのでした。
     しかし、かくれんぼでなければ、石の間に入る理由がないのです。
     私は、他の子供と比較すると成長が遅れていたためでしょうか。鬼ごっこも、野球ごっこも苦手でした。あまり会話も上手ではなく、ままごとのような女の子の遊びも苦手でした。思えば、あの頃、子供たちは団地ということもあり、親に強制されて私を遊びの仲間に入れていたのでしょう。特に他の子供より年上だった石黒明美ちゃんは、それを強く親に言われていたのかもしれません。よく私の面倒をみてくれていました。
     ただ、そんな彼女の好意もあの頃の私には分からなかったのです。
     かくれんぼで私が鬼になることはありませんでした。私を鬼にしても、私は誰も探すことをしないままに、勝手に自分も隠れてしまうからでした。
    「まあ、いいや、じゃあ、特別っ子ってことで、先に隠れに行っていいよ。さあ、皆、じゃんけんしよう」
     私は、その言葉を待っていたとばかりに飛び出しました。そして、探しておいたとっておきの場所に向かったのです。そこは団地の踊り場の外の置き忘れられた石壁材のある場所でした。そこに出るには、四階の階段の踊り場から階段の屋根の上に出る必要がありました。そんなところは怖くて子供には近づけません。私は落ちる恐怖を克服して、その屋根に出たのです。
     石が冷たく私を拒絶しています。しかし、その石はやがて、少し少し温もりを持ち、どんな布団よりも、人肌よりも優しく私を包むのです。私は忘れていた二十数年のぬくもりの中に身を横たえました。二十数年。
     サイレンが聞こえました。このサイレンの音を最後にかくれんぼは終わります。見つからなかった子供も、このサイレンの音を終了の合図に出て行かなければならなかったのです。しかし、私は出ませんでした。出られなかったのです。今の私は、あの平穏な時代の子供ではなかったからです。
     無人の倉庫に忍び込んで物を盗む。そんなことで、これまでは生きていられました。ただ、今夜ばかりはミスを犯したのです。倉庫が最新の警備システムを導入していたことを知らなかったのです。駆けつけた警備員と小競り合いとなり、おそらく、相手を殺したように思うのです。いや、死んでないことを祈るばかりです。
     隠れるときは高いところです。逃げ場はないけど、見つけることが困難だからです。私はビルとビルの谷間にあったコンクリートの庇の上に身を隠しました。子供の頃に隠れたあの団地の踊り場と同じように置き忘れた石壁材があったので、その奥に身を隠したのです。四階ぐらいでしょうか。まさか、警察もこんなことろに隠れているとは思わないことでしょう。ここで、昼をやりすごし、明日の深夜にこっそり出て行けば逃げきれるかもしれないのです。いえ、もし、あの警備員が死んでいなければ、それで逃げ切れるはずなのです。死んでいれば、少々厄介です。
     それにしても、白々と夜が明けると、石はさらに温かくなり、私は心地良さの中で再びウトウトしはじめました。あの子供の頃の夢をもう一度見たいような、あるいは、あの子供の頃の夢が、今、まさに叶っているような、そんな気持ちになりました。
     このまま、ここで生涯を過ごすことは出来ないのだろうか、と、そんなことも思っていました。
     自首することも考えました。しかし、自首したところで私は集団の牢獄に入れられるのです。また、そこで人と接触しなければならないのです。それはたいそう億劫でした。
  • [3] mixiユーザー

    2016年11月17日 01:25

     夢の中に落ちて行く私の耳にサイレンが聞こえました。出て行かなければそれでいいんだ、と、子供の私は考えていました。
    「なんてどこにいるの」
     暗く心地いい石の間に激しい光の槍が刺さりました。いくつもの懐中電灯が私に向かっていました。聞こえた声は、まだ、若い母のものでした。私は自分がいったい何歳なのか分からなくなっていました。母の後ろには泣きはらした顔の石黒明美ちゃんの姿もありました。
     私は、自分が何歳だろうと、これで、また、人の中にもどされるのだ、と、そう落胆していました。自分は石の一部にはなれないのだ、と、そう落胆していました。
     私は心配する大人たちの前で、ひょいっと空間を飛び越えて踊り場にもどりました。見事に着地した瞬間に、激しく叩かれました。痛いけど泣きませんでした。そんな痛みより、私にとって、人の中にもどされたことの恐怖のほうが、よほど大きかったからです。
     後は、ただの退屈。無意味な日常が待っているだけでした。もう、かくれんぼはさせてもらえないだろうな、と、子供の私は思っていました。そして、次にかくれんぼしてもらえるとしたら犯罪者になったときかな、と、大人の私が思っていました。
     石が溶けて私の身体と交わりました。夢から醒めた私が見ていたものは太陽の眩しい光と雨が作ったのか人型となった黒いシミだけでした。
     かくれんぼ。私はどれぐらい隠れ続けていられたのでしょう。数時間。それとも数十年。あるいは……。
  • [4] mixiユーザー

    2016年11月27日 21:35

    今回行けるかどうかが微妙です。
    でも、あわてて書いてみましたが、めちゃくちゃな気がします。申し訳ございません。




    初めてあの子に出会ったのは・・・どのくらい前だっただろう?オリンピックがどうだとか、大統領がだれだとか、そんなことが盛んに言われている年だったか?その辺の記憶が今一つはっきりしない。とにかく場所はあのコンビニの隣にあるベンチのところだった。そのコンビニは、国道に面しているものの地方のため交通量もさほど多くなく、騒がしくはなかった。広い駐車場の隅にいくつかのベンチとテーブルがあり、自由に休めるようになっていた。コンビニの裏には空き地と田んぼが広がっており、それがコンビニの南側になるため、ベンチは日当たりがよかった。私は昼下がりにそこでコーヒーを飲みながら日向ぼっこするのが日課となっていた。彼女とはそのベンチで時折一緒になった。少しぽっちゃりした感じ、とはいえ手足は長くスタイルは悪くない。少し人見知りなのかこちらと目を合わせることもなく、マイペースでその場所に座っている。何回か同じタイミングで一緒になることがあり、気にしてみると、その丸顔にはどこか私が愛していた子たちの面影があることに気付いた。
  • [5] mixiユーザー

    2016年11月27日 21:35

    何日かそんな日が続いていたが、ある日から状況は変わっていった。私がコーヒーを飲むときにコーヒーに入れるために購入していた牛乳の残りをその子にあげた日から。コーヒーのふたを裏返しにして、そこにそそいだ牛乳をその子はおいしそうになめた。そしてそれは習慣化し、私がいつもの場所に座ると決まってその子は現れた。そして、いつものように私は牛乳を与えた。そういえば、牛乳は与えてはいけない、下痢をするからねと教えてくれた家人ももうそばにはいない。定年を迎え、さらにかなりの時を経て一人ぼっちの日々を過ごしている。思いかえすと、一人で生きていくのはこれが初めてだ。幼いころ、かぎっ子だった私は、寂しさを紛らわせるためと、虎柄の猫をあてがわれた。もちろん、かぎっ子とはいえ家族は周りにいた。だが、丸顔の同居人はポイントポイントでそばに現れた。多感な中高生時代、失恋の悲しみや、人間同士のいざこざに疲れたとき、サバ柄の猫がそばにいた。子どもたちが家を出て、冷めた夫婦二人きりになった時は、三毛がいた。だが、今は、丸顔の同居人の気配はおろか、他の人間の気配もない静かな家で暮らしている。私に牛乳をねだるその子もおそらく一人で今を生きているのだろう。こうして私が座るとどこからともなくあらわれ、いつものことのように軽くひとなきした後に私を見上げ牛乳をもらう。義理のように少しそこにとどまって消えるときもあれば、さっさと飲み終わると消えてしまうときもある。だがこの子との時間は私にとってはかけがえのない時間だ。まるで恋人と会いに来るように、このコンビニのベンチへ来るのが人生の楽しみとなっていった。もちろん、彼女を自宅に連れ帰り、私の家猫にしてしまうことも考えた。そうすれば、かつて私が日々の心のひだをなめて修復してもらっていたようにきっとやさしい日々が続いていくに違いなかったのだ。しかし、今の私にはそれはできなかった。私の人生の残り時間を考えると、私が彼女を看取ることができないように思えた。今一人で残された自分と同じ感情を、たとえ猫とはいえ、この一時の安らぎを与えてくれた彼女に抱かせるわけにはいかない。私はしばらくこのままでいようと考えていた。ただ、少しずつ平凡な日常でも変化はあった。いつもの牛乳に加えて、少しのキャットフードを持ち歩くようになったし、灰色だった毛も少しぬれタオルや猫用の濡れティッシュでふいて本当の彼女の色にしてあげた。初めはそばに来なかった彼女も、やがてはなでられるのもいとわなくなり、逆に体を摺り寄せなでることを要求するまでになった。
    だが、思いもかけないことが起こった。
    彼女が、国道のわきで倒れていたのだ。見つけたとき、傷一つなかった。本当に小さな心臓が止まっていることが信じられなかった。私が拭いて白くなった毛並みが少しだけ汚れていたけれど、いつもの毛並み、いつもの丸さだった。ちょっとだけ舌を出してのは、きっとしくじっちゃったと私に伝えたい最後のメッセージだったのだろう
    まだ完全に硬くなっていない彼女を、コンビニからもらった箱に入れ、自宅に持ち帰ると、それこそ猫の額の庭に小さなお墓を作った。
    また私は一人ぼっちになってしまった。今までと変わらず、コンビニでコーヒーを買い、牛乳を買い。だが、毎日牛乳は余る。鞄の中のキャットフードも減ることはなくなった。変わったことはといえば、私の中から少しずつ記憶が失われていっていることだ。年寄にありがちな、あの状態だ。
    彼女に初めて出会った日は、いったいいつだったのだろう。いや、本当に出会ったのだろうか?
  • [6] mixiユーザー

    2016年11月28日 00:54

     いや、いいんじゃないでしょうか。
     この数回のセッションで、ここまで来るのは、さすがです。どうして小説には起承転結があるのか、その意味を完全に理解していると思います。次は伏線ですね。
  • [8] mixiユーザー

    2016年11月30日 22:37

     私が部屋を横切ろうとすると、姿見に美しい顔が映った。驚いて振り向くと、後ろには先日に買ったばかりの人形が無表情で私を見つめていた。
     髪の長さが私と同じぐらいなので、目の錯覚を起こしてしまったのだろう。
     再び姿見を見ると、そこに映るのはいつもの私の顔だ。先程の人形とは比べ物にならないような顔が映る。疲れきった顔、肌はファンデーションでは隠せないぐらいに荒れていた。
     私は椅子に座り、私を囲む人形たちをゆっくりと見回していく。どの人形たちも私が選びに選んで、この部屋へ迎えた私好みの人形たちだった。
     この部屋にいると、まるでここだけ時間が止まったかのように感じられる。外の世界で私が傷ついたり、または、汚いことをしてきたとしても、彼女たちは受け入れてくれるのだ。それに、他の人間のように私を傷つけたりもしないのだ。
     私が人形集めを始めたのは、就職が決まり、一人暮らしをするようになってからだった。慣れない都会で道に迷ったときに、たまたま見つけたアンティークショップで、窓辺に飾られていた人形に惹かれて買ったのが切っ掛けだった。これで最後にしよう、と思いつつも、私は好みの人形を見つけると家に連れて帰ってしまいたい衝動を抑えきれなくなってしまうのだ。
     昔から内気な性格で人と接することが苦手だった。そのため職場で親しい人を作ることができず、勤続年数が長くなっても、未だに職場の人とは仕事以外の話をしたことがなかった。
     勿論、そんな人間に恋人がいるはずもない。親しく付き合う人間がいないのに、洋服や美容にお金をかけようとは思えず、私は寂しさと空いた時間を埋めるように美しい人形たちに時間とお金をかけるのだった。
     そんなある日、私の生活にとある変化があった。
     何年も人形集めをしていれば、自ずと人形には詳しくなってしまう。私は自分が気が付かないうちに、人形収集を趣味とする人たちの中でも抜きん出てしまったらしい。
     街中の寂れたアンティークショップから、ほこりを被っていた名品を見つけ、専門店に売り、趣味としては少なくない金額を稼ぐこともあった。
     暇つぶしで作ったサイトにも人が集まるようになり、多くの人に見てもらえるようになっていた。
     そこに集まる人たちは、私にメッセージをくれることもあった。友人のいなかった私にはそれはとても楽しいことであった。ここにいる人たちは積極的に私を傷つけたりすることはないだろうと思っていた。
     しかし、そんな楽しい時間は長くはなかったのだ。人が集まれば、この世界も外の世界と同じだったのだ。決まりきった会話、無意味な詮索。どれも私が嫌っていたものだった。
     私はサイトだけを残して、自分自身は誰とも連絡を取らなかった。
     今日も私は美しい人形たちに囲まれている。私は私だけのこの平穏な世界で生きよう、と思うのだった。
  • [9] mixiユーザー

    2016年11月30日 22:55

     回を重ねるごとに、文章がどんどん下手になっていく気がします。今回もリライトを聞いたら、書き直したいです。
  • [10] mixiユーザー

    2016年11月30日 23:58

     森の中で、この世の物とは思えないほど美しい名も知らぬキノコに出会い、私はその場から動く事が出来ないでいた。
     露も終わりを告げ風が初夏を運んでくる、菌類が最も活発になるこの時期を狙い、人のあまり入らない薄暗い森の中を彷徨っている最中の事だった。
     趣味としてキノコを採り始めて三十数年、すっかりオッサンになった私は、ある程度の種類の区別も出来、名前も覚えているし、食べられるものかそうでないものかも、経験と本などによる知識で身についている。一つとして同じ形のない、その美しくもあり不可思議で、時に不気味であったり、有毒のものもあり、人を酔わす臭気を発したりする、キノコという存在に憑りつかれてしまい、そしてそれを求めて深い森の奥に脚を踏み込んだ人間は、もう後には戻れない。
     そんな事を本の中で、どこかの誰かが言っていた。
     そんな大げさなと、その文章を読んだとき私も思っていたのだが。
     まったく、どうした事だろう。
     今、私の目の前に現れたこのキノコは、美しい、いや、美しいという言葉よりももっと上の表現を用いたいほどの、恐ろしい魅力を放っている。そして私の鼻腔を優しく刺激する芳香。それは幼い頃に感じた母の匂いに似ていた。地面にある袋はその上にある物を引き立てるように、キラキラと金色に輝いている。その恩恵を受けるように伸びる柄は、幾何学的な文様を身に纏い、何の迷いないように真っ直ぐに自らの役目を果たし、その上にある傘はどんな紅よりも艶やかな色気を放っていた。女性が持つ美しさの中に、男性のような逞しさを兼ね備えた姿は、恐らく多くの人々を虜にしてしまうだろう。
     そう、このキノコは完璧なのだ。
     その神々しい姿に私は魅了され、身動きが取れずに、身体は今も小刻みに震えているのだ。恐怖よりも、好奇心よりも、それは運命の人に出会ったような、まるで一目惚れのような、そんな感覚だった。それは性的な興奮をも私にもたらしていた。
     触れたい。
     私はそのキノコに触れようとそっと手を伸ばし、指先を近づけたところで手を停めた。
     そして、考えた。
     もし、今此処で、私が完璧な姿をしたキノコに少しでも触れてしまったら、私が与えた衝撃で崩れてしまったり、折れたり曲がったりしはしないだろうかと。そして、私にそんな権限があるのかと。私の汚れた手によって、この世のどんな女性よりも美しく、森の奥深くにひっそりとそびえ立つ存在を、そこいらの物と変わらない存在にしてしまわないだろうか。無精髭を生やし、皺だらけの顔のオッサンによって、摘まれてしまった美はもう二度と、元の姿には戻らないだろう。それに私はこれまで生きてきた過程で、沢山の罪を犯してきた。それはなにも人を傷つけることや殺める事だけではない。この脚で森を歩けば地面に居る何かを殺し、背負った籠には無数の毟り採ったり刈り採ったキノコが入っている。そしてそれを、欲望の為に使い、煮て焼いて食べるのだ。この目の前の者にとって、これ以上の罪があるだろうか。
     私はこの女神のようなキノコと触れ合う事は許されないのだと、寄り添う事が許されるのは、もっと純真で清らかな心をもった者か、人の考えの及ぶ先に到達した、人を超越した存在だけだろうと思わずにはいられなかった。
     欲望と理性とが葛藤したまま、幾らかの時間が流れていった。
     その間も眼の前の美の化身は、なんとも気持ちの良い芳香を放ち、私を更に興奮させるのだった。
     我慢の出来なくなった私は、背負った籠を地面に置き、重たい上着を脱いだ。
     そして次にシャツを脱ぎ、ベルトを緩めてズボンのジッパーを降ろし、下半身を露出させた。
     目の前のキノコに刺激され、私の一物は見事に天を向いていた。
     私は静寂に包まれた薄暗い森の奥深くで、この世のものとは思えない美しいキノコ相手に、自然と、自慰を始めていた。
  • [11] mixiユーザー

    2016年12月01日 00:06

     生とは、性とはいったいなんなのか、人が考える脳を持ったときから今まで、恐らく答えの出た事はないだろう。ある理論をあげて、これが答えだと言い切った科学者も今までには居たかも知れないが、それはきっと勘違いか、己のエゴが混じっているだろう。答えは世の中にある、生を持った全てのものの行動を把握しないと、なにも見えてこないのではないか。私が思うに答えは恐らく一つではなくて、きっとこれからも誰にもわからないのではないか。また、そもそもなんで生きているのかさえ解らずに死んでいく、多くのものたちの声も聴けないのに、人間はなにを解ろうとしているのか。私たちは自然に身を任せれば良いのであって、何かをどうにか理解しうよなどとは考えないほうが、きっと幸せなのだろう。
     思えば私の母も誰もが振り返るような美しい人であった。大きくなったら、母と結婚したいと子供心に本気で思っていたものだ。私が物心がつき、異性を意識しだした12の頃、母と風呂に入る機会があった。風呂場で裸になった母の股間には、大きな一物がぶら下がっていた。なんと母は男だったのだ。
     驚いて風呂場に座り込んだ私の目の前には、母の一物があった。その股間にぶら下がる一物には毛が無く、今まで観たどんなものよりも美しい形をしていた。
     そしてそれを自分の手の内に納めてみたいと、私は本能的に思っていた。
     母は何も言わずに、私の背中を流し終えると、
    「ゆっくりつかるのよ」
    と言い残して、先に風呂から上がるのだった。
     残された裸の私の股間にある幼い一物は、なぜか痛いほどに硬くなり、真っ直ぐ上を向いていた。
     そして私は一つ、大人になったのだ。その後にわかった事だが、実は父親と思っていたのが母で、母は父であったのだ。それがどういう事かを理解し、自分が納得するまでに長い時間がかかったように思う。
     その頃から、何故か私は、キノコという存在に、深く興味を持つようになっていったのだ。
     頭を巡る思考とともに、激しく擦られた私の傘の割れ目から、白濁した精液が勢いよく森の中へと飛び出した。
    「あっ」
    飛散した精液の一部が、目の前のキノコの傘にかかり、私は思わず声を上げた。
     すると、その精液がかかった場所が、みるみる溶けていったのだ。
    「ああっ」
    私は声にならない声を上げた。
     慌てた私はその部分を手で押さえようと、身を乗り出したところでバランスを崩してしまい、とっさにキノコの柄を掴んでいた。
     ブチブチブチっと、鈍い音がしてツボごと地面から引っこ抜かれたキノコを、私は恐る恐る眺めた。
     私の思い描いた通り、そこにはもうさっきまでの美しさは無く、そのあたりに生えている、ドクベニタケとあまり変わらない姿になっていた。
     そしてその姿を見て、私は美しい一物を持っていた母の事を思いだしていた。
     私はあの、股間に付いていた一物のあまりの美しさに魅了されたまま歳を重ね、15になったある日の夜、母の寝室に忍び込み、ナイフでその美しいキノコのような一物を、勢いよく切り取ったのだった。
     激痛でうずくまる母の横で、私は手に入れた血の滴る一物を、興奮しながら眺めたのだが、そこにはチジれた肉の塊しかなく、幻滅した事をよく覚えている。
    「あの時と同じだ」
    自然とこぼれてきた涙が、手に持ったキノコの溶けた傘にポタポタと落ちていった。
     辺りはいつの間にか更に暗くなり、シトシトと音をたてて雨が降り出していた。
     人は過ちを繰り返す生き物だと、何処かの誰かが言っていた。私もまた一人の人でしかないのかと、そんな事を思いながら、手に持ったキノコをそっと地面に置いた。
     私はズボンを履き籠を背負って、雨に濡れたまま、森の更に奥へと歩きだした。
     
     
  • [12] mixiユーザー

    2016年12月01日 00:07

    日が経つのがとても早く感じます。もう今日ですね。参加します。
  • [13] mixiユーザー

    2016年12月01日 01:25

     今回は、ちょっと秀逸な作品が揃って来たのではないでしょうか。
     うーん。ここで、今夜、エッセイの二回目になるのが惜しいような気がしますねえ。この勢いで、ドキュメントの書き方に行ってしまえばよかったかもしれません。
     
  • [14] mixiユーザー

    2016年12月01日 08:43

    本日です。
    私は今回、20時頃には到着できます。
    皆さんの素敵な作品を拝読しました。
    今夜が楽しみです。
  • [15] mixiユーザー

    2016年12月01日 12:29

    大変残念ですが、本日欠席確定となりました。改めて補講に伺います。ごめんなさい。
  • [16] mixiユーザー

    2016年12月01日 14:48

    >>[15]
    あらら、残念ですT^T
    次回予定の希望日などございますか?
    もしくはこの日はダメ、など…!
  • [17] mixiユーザー

    2016年12月01日 15:02

    やばいです。今から書きます。縛り等忘れました。純愛のみで行きます。
  • [18] mixiユーザー

    2016年12月01日 15:16

    エッセイの説明があると伺って、出かけていきまーす。しかし、執事はドキュメントをする気配。むむ・・・。しかし、よく考えたらドキュメントってなんだっけ状態なので、どちらでも、いいのでありました。家では、いまだに、時間を確保できなくて(逃げて)宿題が進まずに書く事を忘れてしまいそうです。気分を切り替えるためにも、「楽しみにしています。
  • [19] mixiユーザー

    2016年12月01日 17:10

     ある集まりで、文章を書くことになった。いくつかの縛りがあったのだが、あまり覚えておらずただ、テーマである「純愛小説」という言葉だけの文章を書くことにした。私の思う所の純愛とは、肉体関係のない恋愛はすべてそう思う。という事は、私が純潔、童貞ともいうがそれを失う22歳の秋までの恋愛はすべて純愛だという事になる。その間、好きになった女性は、十人に届かない、らくごでいう「つばなれ」していないのだ。つばなれ、ひとつ、ふたつ・・・ここのつ、とお。十で、つがつかなくなる、これをお客さんが10人を、超えると「つばなれ」すると言う。若手の落語会では、よく、つばなれしない会がある。それを超えて、みんな立派な師匠になるのである。話は逸れたが、10に満たない恋愛で出色なのは17の時のこと。
     私は、まだ高校生であったが、体が大きいので成人でないと入れない所へ、普通に出入りしていた。一度も呼び止められたことは無かった。記憶に残る最初は16だった。スウェーデン映画「沈黙」の池袋の人生坐だった。ドキドキしながら大人一枚と言った。何の抵抗もなく、フリーパスで入れた。以降、成人映画、ストリップ劇場に、入り浸ることになった。池袋のストリップ劇場だった。ここで「不知火 千代」なる踊り子に惚れてしまう。幕間に有ったコントに出て、男のコメディアンから「千代ちゃんは、17歳だから肌がきれいで・・・」という、17歳に反応して、恋してしまった。そして、若気の至りでラブレターを渡した。渡したのは新宿の劇場だった。ある事ないことめちゃくちゃ褒めて、最後に、近くの喫茶店で待ってます、良かったら来てください。そして千代さんは来たのです。島田のカツラをつけて、濃い赤を混ぜたアイライン。真っ白のドウラン。襦袢の上に、羽織をまとっただけで、「おまたせ」と言いながら、狭い階段を上がってきてくれたのだった。座るなり、下に向かって、「レイコー二つ」と声をかけた。私のグラスの空いていたのを見てからだった。そしてふかふかのソファーに深く腰を下ろし、懐から出した煙草に火をつけた。
    「**さんだっけ。熱い手紙ありがとうね。でもね、私。17じゃないの。本当はもうすぐ23」
    紫煙をはきながら、私を見つめて言った。舞台照明でなく、普段の明かりで見る千代さんの肌は、荒れていた。私は、ドキドキして何も声を発することが出来なかった。
    「あっ、アイスコーヒーで良いかしら」心臓がバクバクしながら、レイコーはアイスコーヒーなんだな、と思っていた。
     また、千代さんは、懐から紙を出して、
    「これ私のスケジュール。見に来てね」
    その紙を出す時に、襦袢の奥の胸のふくらみが見えた。視線を落とすと、はだけた裾からくらい奥が見えて居る様だった。
    「**君。応援してくれるのは有り難い、嬉しいわ。でも、恋愛ごっこは止めましょう」
    「無理なの、スケジュール見ると今月は都内だけど、来月から東北を三月ドサ廻り。そのまま関西、西国、九州。次の東京は来年の夏よ」
    「だから、応援だけして。会える時はお茶くらいはしましょう。何か言いなさいよ」
    「はい」としか言えなかった。視線を上げるとニコニコ笑う千代さんの顔があった。あっ、太陽だと思ったものだった。少し話をして時間だから行くけど、と言いながら名刺をくれた。角の丸い小さな紙に、不知火千代とあり、住所はプロダクションで、熊本市内の所が書かれていた。
     何度か、舞台を見て、お茶もした。話によると、熊本で日本舞踊と洋舞を一ステージ分教わり、10日で、舞台に立たされたそうで、それだけで日本中を半年でまわったという。もう十周したかなと言っていた。一つの小屋に10日居るのだが、一回は小屋主と寝ないと、次のオーファーが来ない。嫌な世界よ。とも言っていた。
     こんな、学生生活が親にばれたのは、千代の都内の小屋の千秋楽の前の日だった。次は宇都宮だというので、舞台の終わった十一時から、翌日の十時まで一緒に居ようと言われていた。少しはまとまった金額の金が必要だと思い、親の財布から幾枚かの紙幣を抜くところを、父に見つかった。さんざん殴られ、一週間の謹慎、外出禁止となった。部屋に鍵をかけられ、尿瓶を置かれた。流石に大は、トイレに行かせてもらえた。そんなで最後のデートは、私が約束の場所に行けず、その後会うこともなく今日に至るのだが。あれからもうすぐ半世紀がたつのである。名刺の住所に、手紙を出したりもしたし、不知火千代を調べたりもした。手紙の返事は無く、その後、ストリップの世界から不知火千代の名前は聞くことは無かった。
    この後、私が童貞を失うまで、まだ四年の時間が必要だった。
  • [20] mixiユーザー

    2016年12月01日 17:11

    ただ、書いただけです。
mixiユーザー
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