「デメキング」、「たまもの」（１３〜１５日の各日とも２本立て）

６月１３日（金）・１５００円（バーでのワンドリンク付き料金）
２０時開映
２２時３０分上映終了

６月１４日(土)・２５００円
１８時開映
２０時３０分休憩
２０時４０分トークショー
ゲスト　いまおかしんじ、　いましろたかし
２２時トークショー終了予定

６月１５日（日）・１５００円（バーでのワンドリンク付き料金）
１８時開映
２０時３０分休憩
２０時４０分 終了予定

６月１４日（土）映画館併設のバーにてゲストを迎えての懇親会あり

＜イントロダクション＞
今年度ピンク映画大賞で「たそがれ」により２度目の監督賞を受賞したいまおかしんじ監督の受賞を記念して、２００４年度ピンク映画大賞の主要部門を独占した「たまもの」と監督自身最も思い入れのある「デメキング」を２本立てで上映します。
１４日(土)には上映後いまおかしんじ監督と「デメキング」の原作者であるいましろたかしによるトークショーを行います。
また、１５日（日）には「たまもの」、「デメキング」の両作品に出演している故・林由美香さん４回忌を追悼して故・林由美香さんの特別インタビュー映像を上映します。
両日ともトークショー終了後、映画館併設のバーにて懇親会を行います。
ふるってご参加ください。

なお、詳しい詳細や予約などは、下記のホームページか
044-966-3479　にてお確かめください。
http://movie007.hp.infoseek.co.jp/


＜作品データ＞
デメキング
1998｜監督・脚本：いまおかしんぢ｜撮影：鈴木一博｜80分
出演：鈴木卓爾 長曽我部蓉子 児島なお 佐々木ユメカ 伊藤猛 岡田智宏 川瀬陽太
（成人館公開題：痴漢電車　弁天のお尻）

主人公・大黒は、ある日車に轢かれた直後に滅亡した世界と大怪獣に遭遇。妄想と現実ともつかぬ世界で、弁天の刺青の入った女・ぺン子を怪獣デメキングから救うために奔走する。現実と折り合いのつかないダメ人間達が圧倒的な存在の怪獣に立ち向かう、『グエムル』(06/ポン・ジュノ）の先駆けとも言える極めて「日常的」な幻想絵巻。


たまもの（インターナショナル・ヴァージョン）
2004｜監督・脚本：いまおかしんじ｜撮影：鈴木一博｜65分
出演：林由美香、吉岡睦雄、華沢レモン、栗原良、伊藤清美、伊藤猛、川瀬陽太、桜井一紀、佐藤宏
（成人館公開題：熟女・発情　タマしゃぶり）
2004年度ピンク大賞ベスト10・第１位、監督賞、女優賞（林由美香）、新人女優賞（華沢レモン）受賞

恋人を若い女にあっさり奪われてしまった愛子。毎日かかさず愛情弁当を作ってまちぶせする姿は男にとって次第に鬱陶しい女となってゆく。愛子の過剰なひたむきさは、彼女のしがみつくようなセックス同様、痛切さを越えてやがて圧倒的な聖性を帯びた存在として迫る。女優・林由美香がその狂気を希有な少女性を持ってしてファンタジーへと昇華させた傑作。