↑トトロの例の歌ふうに。
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今回の礼文の旅を改めて旅記としてまとめなおしたいんですが、要所要所のキーワードは書いてしまってるし、写真も写りの良いのはほとんど使っちゃったし、どうせまた冗長になって読者に負担を強いるだろうし、何より今週末も旅立つので書く時間が取れなさそうで、さてどうしようかと思案中。なんかいい書き方考え付くか、嫌なことがあって文章に没頭したくなったら書くかも(どんな理由だよ)。
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とかいいつつ、今日も礼文絡みの話なんですけどね。
一昨日あるいた礼文島8時間ハイク、桃岩荘ふうに言うならば「
愛とロマンの8時間コース」の疲れが、体の随所に出ています(実際は10時間以上かかるけどね)。足の裏はジンジンしっぱなしだし、局所的に筋肉(のような贅肉)は痛むし、顔と腕は火照ってるし(それは日焼け)。
でも、思ったより筋肉痛が酷くないのは驚きですが、これももしかしたら明日以降出てきて、数日遅れて筋肉痛を発症という、年を重ねた証になりそうで怖い。
比較的平坦な礼文島ですが、8時間ハイクは30kmくらいの距離を、海抜0メートルの海岸から一気に100メートル超の岬に登ったり、長々と続く岩場や滑る急斜面の砂場など、足元のちょっと危険な中を歩いたりするので、普段は一日2km程度しか歩かない身にかなりの負担になっているはずです。いや、さすがに2kmってことはないか?
でも、ワシはこう見えて歩くのが好きです。特に旅の最中は、なんの考えもなしに歩いてたりします。ある駅でふと途中下車して、次の列車まで二時間あるから、じゃあ駅から一時間歩いて戻ってきてみよう、とか。一昨年立山に行ったときも、山小屋の主人に勧められr、
何の考えも装備も無しに3000mの山を登ってみたりもしましたしね。
で、今回の8時間ハイクでは、恐らく生まれて初めての経験をしまして、それは【
脱水症状】。
前日のオリエンテーションで、何回もこのハイクをやっていた方が「水はいつも
2.5リットル持っていってます」って話があって、「そりゃいくらなんでも大げさだろう」と甘く見てたんですね。なので、取りあえず出発地点で
1リットル購入。
でも、歩き始めたらあながち大げさでも無いなと思い始めて、最後の給水地点(商店のある地点)……と言っても全行程の5分の1程度しか行って無いところなんですが、そこでさらに
1.5リットル購入。
ペース配分を考えながら飲んでいたんですが……当たり前ですが、後半に行くほどに疲労はたまり、体は水を欲します。全行程の5分の4くらいのところで、
残量500ml。既に、体の欲する量をはるかに下回る量しか補給できず、かなりの節約をしながらの道中。
この頃「かなりやばいな」という感覚が襲ってきます。脳に酸素が回っていない。ボーっとして、眠気が回ってくる。ちょうど、満腹になった時みたいな酸素不足。
もしや、これが
脱水症状?
ってことに気付くまでかなりの時間がかかりましたが、ここで惜しげもなく残量の半分以上を一気飲みしたら、急速に脳の感覚が復活してきて、併せて足取りも急に軽くなりまして。
すげー、水ってすげー!
何事も経験だな、と思いました。いや、脱水症状なんて好んで経験するもんじゃないですが。まぁ普段が運動不足なのに、旅のときだけ持ち前の基礎体力の高さだけで無理を通すカラ元気っぷり。取り返しの付くうちに何とかしなきゃな癖ですな。
【一年前の日記】
芸術祭の最後に最後の教室
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長野・穂高(安曇野) 早秋賦
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