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2018年09月11日11:00

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2018年9月8日(土):割礼 @高円寺 ShowBoat

オリジナルのブログはこちら。
https://blogs.yahoo.co.jp/bc_rocks4ever/16324840.html

先週土曜日は割礼のスタッフでもあるニコさんの企画『その音は光』を観に高円寺ShowBoatへ。出演は割礼、近藤智洋&ザ・ バンディッツ・カスタム、Booga。近藤さん、そしてBoogaのイズミコウジロウさんとセンナさんはそれぞれ割礼ととても関係の深いミュージシャンであるが、3組が共演するのはこれが初めてなのだそう。

一番手は近藤智洋&ザ・バンディッツ・カスタム。通常の7人編成から2人少ないのでカスタム。これでソロ、ヤマジさんとのデュオ、バンドの3つの形態の近藤さんを観たわけだが、全部雰囲気がまるで違うのにその中枢にあるのは近藤さんでブレてないのがすごい。今回はソロ曲も1曲披露したのだが、声質そのものがバンド曲の時とガラッと変わったのには正直目を見張ってしまった。引き出し広いなぁ。

二番目はBooga。イズミコウジロウさんとセンナさんを観るのは2度目だけれどBoogaになってからは初めて。ロカビリーなイズミさんはとってもキュートだってこれまでちっとも気づかなんだ。
何よりイズミさんのギターかね、グレッチのホワイトファルコン!なんて気高く美しいことか♡ 詳しい方の解説によると、イズミさんは夏にこのクリアな音の白いギターを弾くことが多いのだそうな。こだわりの選択。気象条件で楽器の音は変わりますからね。

そしてトリは6月のHeaven’s Door以来3ヶ月ぶりとなる割礼。待ちかねたぞ!アップテンポでロックな2バンドでノリノリに熱く上がった会場が、割礼の鳴らす最初の1音で雪崩のようにディープで甘美な世界に引きずり込まれる落差にたまらなくしびれたー。 なんなんだこの抗いがたい圧倒的なオーラは!

この夜のセトリは4曲+アンコール「快人二十面相」で1時間5分。
(写真は山際さんのセトリ)
スロー〜ミッドテンポ曲のみだけれど、テンポは比較的速めでタイトな演奏だった。あの「リボンの騎士」も17分にちょっと足らないくらい。20分を越えない「リボンの騎士」を聴いたのはもしかして初めてか?それくらいレア。インプロが炸裂する後半直前のリズム隊だけになる部分の鎌田さんのベースと松橋さんのドラムもいつにもまして軽快で、重々しさより軽やかさが際立っておりましたっけ。
あまりセトリに上ることのない「快人二十面相」は、調べてみたら去年の3月のムジカジャポニカ以来の演奏だった。この曲の山際さんの多彩なギターがとても好きだけれどなかなか聴けないから、1音も逃すまいと耳を傾けましたとも。

それにしても宍戸さんの歌声のなんとパワフルだったことか。宍戸さんの声にはいつも柔らかさや艶っぽさを感じるけれど、こういう力強さを感じたのはこの夜が初めてだった。正直こんな声が出るのかと驚いた。心なしか若返った感じもしたしなぁ。何の魔力か?なるほど魔人と呼ばれるわけだわ。

さて、山際英樹氏の足元。
今回BOSSのディレイは無し。トレモロも無いから一番基本的な割礼セットかな。肝心なところでオーバードライブの鳴りがイマイチ決まらなんだ事があったのは接触不良なのかな。何度も調整していたのが印象に残ったな。
一方ファズの方はまあ何とも雄大に鳴る鳴る♪ 「緑色の炎」後半とか「リボンの騎士」のボリュームペダルとの合わせ技とか随所でしびれました〜♡ ソロの時の極悪さはしっかり抑えつつ男前な骨太さはそのままなのが割礼モードのファズですね。
そして宍戸さんの激しく唸るギターの後ろで淡々とリフを繰り返す(← 渋い。職人。)、割礼における山際さんのギターのもう一つの萌えポイントもしっかり堪能いたしました。

とまぁいつものごとく山際さんのことばかり書いているが、割礼の演奏はメンバー4人それぞれに はっ!今の音素敵♡ となる瞬間がそこここに現れるので耳が常に幸せ盛りだくさん。4人全員が主役級の音を出していながら誰一人悪目立ちしない均衡を保ち、それでも中心にいるのは宍戸さんという構図が割礼の面白いところだし魅力なんだなと思う。

ライブ後には昔をよく知る方から結成直後を含めた初期の割礼の貴重な話をじっくり詳しくうかがえたし、トータルでとても充実した夜だった。

これまでずっと体調が今一つだったのに、昨日の朝目覚めたら気分がすっきり。これまでびくともしなかった体重も1キロ半ほど落ちていた。割礼のライブの後はいつもこう。割礼の音楽は健康とダイエットに効果抜群なのだ。
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