日本では古来より “ 冠婚葬祭 ” と呼ばれる 4つの礼法が伝わってきました。
特に、4番目の “ 祭 ” に当たる「祭礼」は、 暦と密着して 遠い祖先から 行事のひとつとして伝わってきています。
暦の上で きょうは 『やぶ入り』ですが
今では『やぶ入り』という言葉を使う人も少なくなったことでしょう。
『藪入り(やぶ入り)』とは
昔は商店などに住み込みで奉公人や お嫁入りした女性達は、休みなく毎日働いていたことから
奉公人やお嫁さんが一年に2回
1月16日と7月16日にお休みをもらい、親元に帰ったり 遊びに出かけたりできる日とされていました。
地域により「親見参」「六入り」などと呼ぶ所もあるそうですが、
昔から「やぶ入りの日に働いて 怪我をしたりすると大事になる」と言われ、働かない方が利口とも言われていたそうです。
第二次世界大戦後は「労働基準法」が変わったことで
毎週、日曜日を休日として 奉公人達は休むことができるようになったのだそうです。
また きょうは
『閻魔賽日(えんまさいじつ)』
「えんま詣り」とも言われ、この日は 地獄の釜の蓋が開いて、罪人を責めていた鬼も休む日から、人も仕事を休む日と考えられました。
この日は寺院の閻魔堂にお参りする人が多いそうです。
(新宿の太宗寺)
(閻魔大王像)
☆日常で 地獄に関した夢を見ることは、
ほとんど ないと思いますが… 閻魔賽日なので
【 夢判断 … 夢のメッセージ 】
★「地獄」の夢
現在、行き場のない苦境に立たされているのかもしれません。親身になってくれる友人や先輩に相談すると気が楽になりそう。
また、精神的に成長できる暗示があります。
★「えんま様」の夢
周囲の人から厳しい意見が出ることを恐れているのかもしれません。
★「鬼」の夢
あなたの心の中で、見たくないものや 恐れているものを暗示します。また、女性が鬼の夢を見た場合は、男性からのアプローチがあるかもしれません。
★「天国」の夢
とても幸福な状態にあるか、前触れの予感。
ログインしてコメントを確認・投稿する