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2017年10月17日05:54

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落語の徒然(秋の味覚、栗)

栗ご飯、どら焼や羊羮に栗が入り始めました。季節は秋、今週末は、旧暦9月に入ります。

栗は、日本では秋の行事の供え物として使われ、旧暦9月の十三夜の月は「栗名月」と呼ばれている。
キリスト教では棘に囲まれながら棘に刺されない美徳、誘惑に対する勝利、耐久、貞節をあらわす。
花言葉は「満足」「豪奢」「私を公平にせよ」。
栗の実の花言葉は「ぜいたく」。
栗の木の花言葉は「公平に扱え」。クリはおなじみのイガを持つ実を落とす、ブナ科クリ属の木です。英語ではチェスナットchestnut、フランス語ではマロンmarronといい、栗色の色彩はマロンもしくはマルーンmaroonという名前で一般に通用しています。日本にも「栗色」という色彩名があります。
クリという言葉は「黒実(くろみ)」がなまったものとも、クルクル転がるからその名ができたものとも言われます!
◆栗の歴史◆
マロン・グラッセ(クリの実の砂糖漬け)などの材料になるヨーロッパグリの原産地はコーカサス地方ですが、ニホングリと呼ばれる日本固有種は日本が原産地であり、中国グリ(シナグリ)と呼ばれる中国固有種は華北地方が原産であり、その種類はそれぞれ違います。
古代ローマ時代には既にいくつかの品種が編み出されており、紀元前5世紀ごろのギリシアでは主食のひとつとして食べられていたこともありました。
◆栗の食しかた◆
現在、ヨーロッパグリを食すのは、もっぱらイタリア、フランス、スペインなどです。これらの国々では、クリの木を砂糖にまぶしたマロン・グラッセmarron glac?sが作られ、最も普遍的なおやつのひとつとして、食されています。ちなみにグラッセとは「色つやのある」「光沢のついた」という意味であり、そのテカテカ光る色つやから名付けられたものです。
イタリアなどでは、クリが聖人と結びつけられて考えられており、11月11日の聖マーティンの日には、貧しい人々にクリを分け与える風習があります。また、トスカナ地方(中部イタリア)では、聖シモンの日(10月28日)に、ピエモンテ地方(イタリア北西部、トリノのある州)では万聖節(11月1日)の前夜にクリを食べるのがならわしで、その時にはいくつかのクリを残し、貧しくして死んだ人間の霊に捧げることになっています。
日本や中国では「天津甘栗」が有名ですが、これは天津原産の甘栗(シナグリ)を砂で炒め、ゴマ油と砂糖をまぶして煎りあげたもので、中国だけでなく、日本でも有名なおやつとして食べられています。
落語ネタ「豆狸」「三年目」「高尾」
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