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2017年01月25日23:36

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駅弁大会、総括

今年の駅弁大会も昨日が最後。
二週間に渡る年始の大イベントも終了してしまった。
終わってしまうと短いものだが、そのくらいが頃合なのだろう。そうそう長く続けられては経済的にも健康的にも問題が出てきそうだ。

やはり駅弁には根本的に野菜が不足しているのだ。
なので駅弁が続くと体が野菜を求めるようになる。
野菜を主役にした駅弁が出てこないものだろうか。健康志向の強い昨今、人気は出ると思うのだが、いろいろな点でコストがかかるのかもしれない。

さて、今回は7日間の参戦(うち3日はたぬ〜のみが調達)。
今年も初日には行けず、平日の帰りに寄るということもできなかった。
期間中に三連休がなかったので、一日損したような感もある。
28種類、34個。決して少ないとは言えない数か・・・。

新作・初登場に魅力的なものが少なかったせいもあるが、実演常連組の実力の高さを再認識した大会だった。長い間人気を維持し続けるということにはちゃんと理由があるのだ。

期間中ハズレ弁当を引くことも少なからずある。
今回は2点のみというハズレ率の低さだが、ハズレるのもまた一興、と言い切れないのはそれらが高価だからだ。
駅弁高額化には歯止めがかからない。
1500円くらいのものが普通になってきている。値上がりについてはある程度理解はするが、たとえば普通にランチで1500円をかけることがどれだけあるだろうか? そう考えると駅弁はいかにも高い。だとすれば駅弁に要求される満足度というハードルも当然高くなる。
高くても買ってもらえる見栄えの良さと、これなら高くても仕方がないと思ってもらえる美味しさとの両方を兼ね備えていかないと駅弁は生き残れない。なかなか厳しい世界になっていきそうだ。

今回食したうち1000円でお釣りが来るものは僅か3種のみ。

その中の初登場「いくら数の子弁当」はある意味衝撃的だったと言える。
イクラと数の子をふんだんに使っているのに980円という値段設定に、安いだけのハズレ弁当では、と心配してしまうのだから高額化にかなり毒されている。もちろん極めてマジメで美味しく良心的な弁当だった。来年も会えるのを楽しみにしている。

駅弁大会は再会の場でもある。
いまや大きなターミナル駅では全国の駅弁が売られ、デパートでも頻繁に駅弁大会が開かれる。それでも京王の駅弁大会でしか出会えないものも少なくない。
さらに駅弁界も競争が激しく生き残れるものはそう多くはない。それゆえ、日本最高峰の駅弁大会で再会できると感慨もひとしおなのだ。そして来年もまた会えることを願う。

さて、もうひとつの「うまいもの大会」の方はいつも同様チラ見程度。
清泉寮のソフトクリーム、たぬ〜ご執心の梅ヶ枝餅、整理券による販売の北菓楼の夢不思議くらい。
あとは馴染みの菅原ぶどう園。この大会に参加して11年になるのだそうだ。駅弁大会のオアシスとして欠かせない存在になっている。園主夫妻の実直な人柄も素敵だ。

毎年書いているが、人が多く集まれば少なからず不逞の輩も湧いてくる。
それらの多くが年配者というのが悲しい。
カートも危険。混んでいるのだから気を付けてほしい。もっともそういう人は普段から気にしない人なのだろう。
それから歩きスマホ。まったく、スマホやるなら邪魔にならないところで止まれ!
まあ、これらは駅弁大会に限らない迷惑なのだが。

というわけで、第52回駅弁大会も終了。

ごちそうさまでした。
また来年会いましょう。
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