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2013年03月31日23:55

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D52保存機攻略作戦

蒸気機関車D52、D51の足回りとC62のボイラーを持つ国内最大級の貨物機の関東地区保存車めぐりを半月ほど前の3月17日に行いました。

事の始まりは去年秋、荻窪で行われたO塚氏(ルパン三世カリオストロ作画監督など)の機関車トークショーの時に現役時代の山口、下関、門司でのD52機関車が話題になり、その後のメールのやり取りで氏の一番好きなD52が御殿場などに保存されてて見に行きたいけど体力的に行けない・・・というような事を知り、そりゃあ私メに行ってこいと言われてるんだと勝手に判断ウッシッシ しかしその頃に私メ自身の入院等の体調問題が発生してたので季節が良くなったら作戦実行と宿題にしてました。2月中頃のジープでの遠出で少し体調を崩した経験もあったので、その後の体力回復実験も兼ねてた訳です。

まずは事前調査、D52の保存車は全部で7両。重量級機関車なので地方ローカル線では使えなかった関係で比較的廃車も早かったマイナー機とも言える機関車ですが、関東での最後の活躍地が電化前の御殿場線という事もあってか関東近辺で5両もの保存機が残る事実は、ちょっと意外でした。他は広島と京都梅小路に各1両づつです。保存場所もいずれも駅前か駅近くの公園で、最も駅から離れた平塚でも1km程度。鉄道利用も考えましたが列車ダイヤが薄めの地域もあり1日で全部を回ろうとすると無理が生じそうだったので、ジープでの出撃となりました。

で、最初の攻略目標は相模原市の相模線淵野辺駅近くの鹿沼公園

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D52 138 プレートはD52 235とありますが138号機らしいとの事(ネットより) しかし久しぶりに間近で見るとデカイ! 保存機周りは柵で囲まれてますが昼間なら門が開けられてるので間近で観れます。キャブ内へは柵があり、これも月一程度に開けて公開されてるようでしたが残念ながらこの日は公開日ではありませんでした。(写真拡大可)

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時々手入れはされてるようで、この時も一部の塗装直しが行われてるようでした。

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キャブ(機関、運転室)の中は物置化・・・あせあせ(飛び散る汗)

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説明板の何とも言えないカット・・・動輪があるのに足もあるウッシッシ

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公園内のモルタル遊具も結構見もの?で、この複雑な滑り台、今まで目撃してきたのはタコタイプでしたが、これはタコではなさそう・・・たこタイプ普及前?のものかな? それにしても頭が無い以外は下の写真とそっくり!

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参考までにタコ滑り台 直江津付近 2011/10撮影

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周りのモルタル動物もなかなかのもんで、「シェー」するカニあっかんべー

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タコは壺を抱え込み、頭も壺のよう・・・うれしい顔

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何故か熊は裏返し

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亀はカラフルにペイント

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パンダはお見合い状態。同じ様なレイアウトは他でも見たような・・・

次の目標は南下して平塚市役所裏の文化センター

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D52 403 ここも植え込みに囲まれてて入口門には鍵が・・・文化センター受付で申し出れば開けてもらえますが、最初は機関車前と文化センターを行ったり来たりする羽目になりました。また文化センターでもらったチラシによると、すぐ近くの横浜ゴムの専用線を使って運ばれ、この場所に移されたとあるので保存当時の1969(昭和44)年には平塚駅から横浜ゴムへの工場専用神があったことが判ります。(写真拡大可)

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機関車前には信号機や梃子も。ワイヤーで繋がれてた跡が見られたので、かっては梃子で腕木信号も動かせたのでしょう。(写真拡大可)

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キャブサイド。キャブには乗れるが内部は網が張られてるので機械類には触れないけど、その為かハンドルやメーターなどの欠損は、あんまりないみたい。

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展示線がピット状になってたので入ってみたけど、すぐ後悔あせあせ 中腰以下で移動が大変あせあせ(飛び散る汗)

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展示場のコンクリート壁には何となく森やすじ氏調?の動物レリーフも。しかし見事なまでに「下半身まるだし!」ウッシッシ

次は西に向かって御殿場線山北駅裏の老人憩いの家児童公園。ここはかって機関区があり御殿場越えのD52基地だったところ。

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D52 70 御殿場線電車内から何度も見てましたが、ゆっくり見学するのは初めてです。近年に公園が再整備されたようで、信号機の展示も見られます。(2枚とも写真拡大可)

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ここの特筆されれる所は、他の保存機が全てピストン、ロッド類がペンキで塗り潰されてたのに対し、ここのは磨きだしのまま! と言っても防錆処理はされてるでしょうが綺麗な下回りを観る事ができます。ここもキャブには乗れますが内部は網が張られて焚口には近付けません。

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機関車以外にも古い遺物が展示されており、明治時代の駅跨線橋の鋳物の柱?(上)や計量器の台(下)など・・・

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D51の動輪? 上の展示物も含めて残念ながら何の説明板もありません。

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同じ公園内には、こんな機関車型の滑り台も。

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丁度走ってきた特急あさぎり。この特急運用に形式が使われてる事を、この時初めて知った次第で・・・何か違和感あるなぁあせあせ(写真拡大可)

次は静岡県入りして御殿場線御殿場駅前。2年ほど前に電車内から見て、駅前に機関車が保存されてるのに気付いた次第。その時はD51か?と思ってたんですが。この目撃少し前に同じ御殿場市内の別の公園から移設されて来たそうです。

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D52 72 露天保存なので、写真は撮り易いです。ここもキャブにはの乗れますが内部は網が張られてて焚口には近付けません。柵で囲まれてますが昼間なら扉も開いており近付けます(下写真拡大可)

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機関車の前には汽車にまつわる童謡モニュメントがあり、その上の小さなD52ブロンズが意外と良く出来てますわーい(嬉しい顔)

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ここは後部側に場内信号機などの展示。

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せっかく来たんだからと駅前でバスを撮ったり駅蕎麦を食べたり・・・

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駅沼津側の保線車を撮ってみたり・・・

で、もののついで?に数年前まで、このD52 72が置かれてた湯沢平公園にも行ってみました。確か当時は客車も一緒に保存されてるような事を読んだ気がしてたんですが・・・

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廃線跡ならぬ展示線跡が残るのみ、客車は思い違いかな? 展示ホームの一部と思われるコンクリ台や信号機が取り残された状態。公園案内図には、まだ機関車が描かれたままでした。

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さてこの後は近くのキューベル秘密?工場へ。ここに務めるマイミク氏が他のマイミク氏からの冊子を預かってるはずなので立ち寄った訳ですが、来てみて受け取ってないことが判り・・・確認せずに来てしまった失敗?ですが、いつもの事ながら、ええもん観せてもらいましたわーい(嬉しい顔) 前日位までは95式戦車(レプリカ)も置いてあったとか。これは別の機会に是非見てみたいですね。(20日に公開されたけど別用があって行けませんでした涙

ここまであちこち立ち寄ってくると時刻も既に夕方。社長のお茶のお誘いも泣く泣く振り切り、最後の目標、東海道 御殿場線沼津駅近くの高沢公園へ。

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D52 136 日没頃の到着となりギリギリ間に合いました。D52保存車群では唯一の密閉キャブ車ですがキャブには乗れません。柵も無いので自由に近付けますが部品欠品も多くナンバープレートもプラスチック製(レジン?)とネットではありました。(写真拡大可)

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D52のテンダー(炭水車)は船底形で腰が高いので、ここのは子供の潜り込み防止用に鉄筋バリケードが付けられてました。

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ここのモルタル遊具もタコにならなかった?複雑滑り台ほっとした顔 何となくイカに見えなくも・・・ないかウッシッシ

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上から見るとガウディー調ほっとした顔 判り難いけど左上にはD52が写ってます。

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モルタル動物もサイあっかんべーの後ろが可愛い?

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ここの亀もちゃんと塗り分け・・・でも相模原 鹿沼公園のカメとは違うバージョンです。

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D52とジープの記念撮影で終了。

戻りはR256コースで東京入りしましたが心配していた体調不調にもならず、2月からはそれなりに体力も回復してきてるようです手(チョキ)
大型蒸気の保存機だけをめぐる小旅行って初めてでしたが、これはこれで結構楽しめるものでした指でOKわーい(嬉しい顔)


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