1より
http://mixi.jp/view_diary.pl?owner_id=1335677&id=1289013756
明けて17日、夜中に目が覚めた事もありちょっと寝過ごして朝食時間に起床。同行者は既に朝風呂に浸かり祖母谷地獄を写真を撮ってきたとか。
でも急ぐことは無いのでゆっくり朝食を取り、朝風呂を楽しんだら・・・ちょっと時間の余裕が少なくなったので、急ぎ足で欅平駅へ向います。戻りは下り坂なのでだいぶ楽。空は雲ひとつ無い晴天! でも今日の見学メインは地下なので
欅平から黒部ルート見学会のスタートです。3回目にもなると少しは段取り勝手が解ってるので撮影時の先回り?などがだいぶ楽です。
欅平のホームに出るとEH形機関車が止ってました。ナローゲージ電気機関車で8軸動輪車って、SLで言ったらマレーやガーラットを見るような感覚でしょうか
こんな貨車も。いわゆる密封型ゴミバココンテナです。
ホームから関電専用列車に乗車、一般旅客列車が行かない関電専用線に入っていきます。
僅か5分ほどで欅平下に到着。ここから機関車も乗せられるケーシ(エレベーター)で上部軌道へ。
ケーシはこんな感じ。レールの敷かれた両扉のデッカイエレベーターです。欅平上。
欅平上部駅では少しだけトンネルから出て外の景色を観る時間が設けられてますが、欅平駅から200m上がった景色がこれ。黒部渓谷って、だいたいこのくらいの急傾斜(崖・・・と言ってよい
)が延々と続きます・・・
そして私メ個人メインの黒部上部軌道のBL(バッテリー機関車)列車に乗車。機関車はトモエ 10t機でした。
トンネル温度自体が高い事で知られる高熱随道。小説で有名な工事時よりかなり温度が低くなっているそうですが、それでもかなり蒸し暑いです。この高熱区間は500m程で、徐行して扉も開けて見せてもらえます。トンネル壁面(素掘りの岩盤)に硫黄がこびり付いた状態です。
途中の鉄橋上にある仙人谷駅では10分程の小休止。BLのキャブを覗いてたら機関士が扉を開けて中を見せてくれました。
耐熱構造の客車内は狭いなからも結構綺麗です。
仙人谷からは昭和30年代の黒部ダムに合わせた開通と(欅平上部〜仙人谷は昭和15年の完成)、ここまでに比べれば新しいので、終点の黒部第四発電所駅は地下鉄の駅のように綺麗です。ホームまでちゃんとあります
そして地下発電所の見学。いつ観てもSF地下秘密基地のよ−です
発電中の発電機シャフト。すぐ下で水車が回り、すぐ上で発電機が回っている状態です。
そしてインクライン(ケーブルカー)に乗車。手前に見えている軌道は上部軌道の最先端です。
インクラインは大きく重い発電機も載せられる大きなものです。乗客室は8畳くらいの広さはあるかな?(もっと広いかも??)
インクライン上部駅からは普通のバスに乗車。しかし黒部ダムまでの約30分は全てトンネル内の走行です。途中バスを降りて横坑から外を見る時間が設けられてます。この日は晴天なので剱岳が良く観えてました。立っている場所の下は十字峡ですが谷が深すぎて見えません。
そして見学会終点の黒部ダム。ここで解散なので渓谷鉄道の方に戻る事はありません。
ダムは立山黒部アルペンルートとしての観光ルートで有名ですが、この時期で平日、見るのは殆ど修学旅行生、中国人団体、年寄り団体・・・
さすがに一般客は少なめです。
少し時間があるので黒部湖遊覧船「ガルベ」に乗船。ここの船に乗るのは20年ぶりくらいかな?
毎度の事ながら? ダムサイト前(下)に見える軌道もチェック
画面中央下に見える水色扉前に幅の広い軌道が・・・
そして扇沢では関電トンネルトロリーバスも。これも法律上立派な「鉄道」ですから
(無軌条電車)
車庫には架線修理車が。ふそうの4×4トラックでスタットレスタイヤを履いているようです。
車庫片隅には整備中の車両。後部扉内のボックスが、たぶん制御装置。VVVFだったかな? この形式は確か架線の無い場所も移動程度ならバッテリー動力で動けたと思います。
その後もう一人の知人と待ち合わせ時にちょっと難があったものの無事合流、大町温泉でひとっ風呂。諏訪インターから再びツアーバスで新宿に向いますが、乗客が少ないせいかやって来たのは中型バス。シートの幅がますます狭い・・・夜の高速道は景色も見えずツマラナイので寝ようと思ったけど寝付けない・・・ま、新宿まで雑談していく事に・・・
何度も来ている黒部ルート見学会でしたが今回は初めての場所も多く、いつもと少し違った楽しい旅でした。
終り
でも長い文章書くのって、疲れるなー
公開リスト
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1940546569&owner_id=1335677
ログインしてコメントを確認・投稿する