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タクシーで海まで

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コミュ内全体

詳細 2013年8月26日 13:17更新

あたしね、
ちょっと疲れちゃったの。


仕事をずるやすみして、
三宿のあたりをふらふらしてたんだけど、
街の雑踏が厭になって、
タクシーに乗ったの。


「海まで。」

「あのぅ海っていうとどこの海で?」

「わからないわ。静かな海がいいの。」


運転手さんとお話しながら、
夜の高速道路を走ったわ。
あぁ お話といっても、あたしがずっと話してた。


「お客さん、つきましたよ。海ですよ。」


いつの間にか眠ってたの。
眠っている間に海に着いちゃうなんて素敵でしょ。


「運転手さんも、ちょっと寄っていきません? 海。」

「いやぁ、あのう。ちょっとですね。」

「あたし、帰り、困っちゃうし。ね? いいでしょ? 散歩しましょう。」


二人で、日が昇る前の白々とした砂浜を歩いたの。
運転手さんも、少し話してくださったわ。
タクシーに乗る前にどんなお仕事をされていたのか。
奥さんのことや、お子さんのこと。
結婚する前の若いころのお話も聞かせてくれたわ。


ちょっと歩きつかれたので、展望台に行ったの。
ちょうど太陽が海から上がってくるところだった。
とてもきれいだったわ。


運転手さんがコーヒーを買ってきてくださって。

「これは私のおごりです。久々にいい心持ちにさせてもらいました。」

「そう。よかったわ。いただきます。」

缶コーヒーで手を温めながら、ずっと黙って潮騒に耳を傾けたの。






そのときに、思いついちゃったの。


     ミクシィでたくさん人を集めて、
     この砂浜で鬼ごっこ。


「できないかしら?」

「できたら楽しいんじゃないですか?」

「そうね。楽しいわね。」


砂浜を走る青年を目で追いながら、あたしは現実に戻ることにしたわ。


「運転手さん、三宿までお願いします。」

「かしこまりました。」


帰りのタクシーの中では、二人して夢を語ったわ。
どんな夢なのかは、ここでは言えないけれど、
話していてとてもうきうきしたわ。


多摩川を越えたあたりで、運転手さんがおっしゃったの。

「この商売長いですけど、『一期一会』ですなぁ。」






―この物語は妄想です―




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開設日
2006年6月9日

3837日間運営

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