陣内 秀信(じんない ひでのぶ)は日本の建築史家。
1947年福岡県に生まれる。1973年から1975年にかけてイタリア政府給費留学生としてヴェネツィア建築大学に留学し西洋建築を学ぶ。翌年にはユネスコのロ−マ・センタ−に留学した。
帰国後、1983年東京大学大学院工学系研究課博士課程修了。その後、東京大学工学部助手・法政大学工学部建築学科助教授を経て、現在は法政大学工学部建築学科教授。
イタリア建築・都市史を主な研究領域とする。イタリアを中心に、イスラム圏を含む地中海世界の都市研究・調査を行う。また、日本の建築史に関しても造詣が深く、『東京の空間人類学』でサントリー学芸賞(社会・風俗部門)を受賞した。芸術・建築関連の雑誌での解説も多い。
主な著書
「東京の空間人類学」
「都市を読む-イタリア」
「ヴェネツィア−水の迷宮都市」
「都市の地中海」
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