『時は来た。つながろう、つながれる』
装甲機関の金属の軋みが響き、血の流れる砂漠の情景が映し出され、自信に満ちて声高にしゃべる人たちがどす黒い口臭を吐き散らすたびに、少しだけ血液の流れを速めるかすかな緊張といらだちが、深海に積もる砂のようにそっとしかし或る奇妙な確かさをもって、不穏に内圧を高めながら静かに堆積する。
あの人たちは確かに何も知ってはいないのだ。
不安な眼をした子供たちが猫と犬がそれぞれの時間それぞれの場所で抱く小さな感情のざわめきのことあるいは、暗い夜の底にいる恋人たちが持つあの密やかな親密さのことなど、あの人たちは決して知ることはないのだ。
時は来た。つながろう、つながれる。
まずはそっと触れる程度に、手を伸ばせば届く近さの、となりに、前に、すぐそばにいる人たちと。
-peace out-
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