Frank Peter Zimmermann
フランク・ペーター・ツィンマーマン
1965年、ドイツのデュイスブルク生まれ。5歳からヴァイオリンを始め、10歳でオーケストラと最初のコンサートを開く。ヴァレリー・グラドフ、サシュコ・ガブリーロフ、ヘルマン・クレバースらの薫陶を受けた後、1983年、世界のメジャー・オーケストラや一流指揮者との共演を開始する。以来ヨーロッパ、アメリカ、日本、オーストラリアの著名なコンサートホールや国際音楽祭でオーケストラとの共演やリサイタルに出演している。
古典、ロマン派、20世紀の作品のいずれの演奏も広く受け入れられ、批評家からも聴衆からも非常に高く評価されている。1998年からイタリアのピアニスト、エンリコ・パーチェとパートナーを組んでいる。室内楽ではその他にハインリヒ・シフ、クリスティアン・ツァハリアスと常に顔を合わせている。
1990年シエナのキジアーナ音楽アカデミア大賞、1994年4月にはライン文化勲章を受けた。
EMIレーベルに多くの録音があり。協奏曲ではベルク、ベートーヴェン、ブラームス、ドヴォルザーク、グラズノフ、メンデルスゾーン、モーツァルト、プロコフィエフ、ラヴェル(ツィガーヌ)、サン=サーンス(3番)、シベリウス、ストラヴィンスキー、チャイコフスキー、ワイルらの作品がある。ピアノのアレクサンダー・ロンクィッヒとはモーツァルトとプロコフィエフのソナタ全集、ラヴェル、ドビュッシー、ヤナーチェク、フランス6人組の作品をリリースしている。また、イザイの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ全6曲の録音があり、これらのれコーディングは世界各地の権威ある賞を数多く受賞している。2001年には、リゲティ・チクルスの一環として、ヴァイオリン協奏曲をASKOアンサンブルとラインベルト・デ・レーウの指揮でテルデック・クラシックスに録音した。
また最近ソニー・クラシカルにチャイコフスキー(ホーネック指揮オスロ・フィル)とブルッフ(ベルグルンド指揮ロイヤル・フィル)の両ヴァイオリン協奏曲を録音している。
使用楽器はヴェストドイチェ・ランデスバンクの厚意により貸与された1711年製ストラディヴァリウス"レディ・インチクィン"で、かつてクライスラーが所有していたものである。
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