mixiで趣味の話をしよう

mixiコミュニティには270万を超える趣味コミュニティがあるよ
ログインもしくは登録をして同じ趣味の人と出会おう♪

ホーム > コミュニティ > アート > Mondrian/ピート・モンドリアン

Mondrian/ピート・モンドリアン

Mondrian/ピート・モンドリアン

ログインして参加する

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

オランダ出身の抽象画家、ピート・モンドリアン Piet Mondrian (1872-1944)のコミュニティです。

**
管理人(寝太郎)はモンドリアンを以下のような理由で美術史上重要と考えています。

1. モダニズムのアイコンであり、アヴァン・ギャルド初期のエネルギーを秘めいる。未だその前衛性は衰えていないし、彼の絵画に対する問題提議は解決もされていない。

2. カンディンスキーを表現主義、フォービズムの系譜とすると、モンドリアンはキュービズムを正統に引き継いだ抽象絵画家である。

3. 45歳にして(表現的風景画家より)完全抽象画家に移行した。そして70歳を過ぎて新たな創造的革命を起こそうとしていた(Victory Boogie Woogieを未完で残したまま死去)。よって、高齢での創造性について心理学の論文の対象になったりもする。

4. 現代音楽とジャズを視覚芸術に取り入れた先駆者である。例えば、シェーンベルクは保守的であると批判したりもしている。

5. モンドリアンの音楽論、特にリズム論をまともに取り扱っている美術史家は殆どいない。神智学の影響は大であるが、古代ギリシャと現代音楽のリズム論を彼なりに昇華していた感がある。

6. 本人は音楽家ではなかったが、ダンス気違いであった。彼は陶酔し直角の動きを取り入れ、相手方を困らせた。フォックストロットが得意だったが、タンゴは修行の身であった。

7. 絵画と環境を一体にした作品を実現した、インスタレーションの先駆者である。モンドリアンの赤黄青白灰の矩形でデザインされたアトリエはパリ時代(1910年)から彼の絵画の重要なインスピレーションとなっていた。最晩年のニューヨークのアトリエはモンドリアンの死後ホルツマンの独断で"Wall Works" として独立した作品となる。

8. ジャクソン・ポロックの発見者であると共にその後のアメリカ抽象芸術の方向に深い影響を与えた。ペギー・グッゲンハイムにポロックの作品を一押ししたのはモンドリアン。

9. 哲学的思索を論文(40本を越える)の形で発表し続けた稀な芸術家である。自己弁護に終わらず、音楽、建築、デザイン、芸術、哲学、神秘主義を学際的に又に掛けた論を展開した。

10. モンドリアンはデ・スティル運動の理論的中核であり、デザイン、建築との関わりが深い。彼のデ・スティル誌の一号からの連載のネオ・プラスティシズム理論はそのまま前期デ・スティル運動の指針である。

11. 宗教(神智学)と哲学(主にヘーゲル)そして美学とを重ね合わせる思考と実践のヒントに満ち溢れている。特にヘーゲルの(否定)弁証法の影響は強い。

12. 一見幾何学的フォーミュラ(例えば黄金律)に従っているようであり、実は手塗りの直感によって構成を決定している絵描き魂を一生持ち続けたこと。

13. 複製画だと見逃しがちな絵画表面の物理的複雑さ。平面に極度にこだわりながらもタイル細工を思わせる起伏を持ったマットとシャイニイを合わせもった画肌。

14. ヨーロッパ美学を突き破って日本美学にも通じる東洋性がある。静のリズムは東洋に通じる。抽象画家難波田龍起は「モンドリアンは茶室にふさわしい」といった。

**
初期からご参加の方々には重複するかもしれませんが、このコミュにご参加の皆様方のモンドリアンの関わり等書き込んでいただけると有り難いです。

新しい自己紹介トピと作りました。

http://mixi.jp/add_bbs.pl?id=63794

トピックはご自由に設定して下さい。

**
トビラの写真は、モンドリアンのLozenge Composition with Two Lines (1931)(部分)をアムステルダムのStedelijk Museumで管理人が撮影したものです。モンドリアンの独特のマウントの仕方は、画布を枠の上に乗せ絵画表面を物質として見せるというものです。Piet を「ピエト(英語読みに基づく)」と表記するのが一般的になっていますが、「ピート(オランダ語読みに基づく)」を故赤根和生氏に則って表記します。ちなみにオランダ語ではMondriaanとなりますが、モンドリアン本人がパリ在住時代にオランダにこだわることを捨てコスモポリタンになるべくMondrianと(aを一つ落とし)表記しました。

開設日
2004年11月25日
(運営期間4322日)
カテゴリ
アート
メンバー数
763人
関連ワード

おすすめワード