アメツチ (天地)
「天地」を漢語読みにしてテンチと読むと、言霊学になりません。アメツチと読みます。
あめつち とは、
吾(あ)の
眼(め)を
付(つ)けて
智(ち)となすこと
で、
吾(あ)とは、あたし・わたしのこと
眼(め)とは、見る眼・意識、 吾(あ)の眼(め)で、私の見る眼、私の心・私の意識
付(つ)けては、その私の意識を相手対象に向けて、付けて
智(ち)とは、相手対象から得られものを実践智識とすること。
それが、私の意識・心と成り、私に戻り吾の眼となり、
こうして吾の眼が、私を取り巻く天(あめ)となり、
私に付いて智となり、付いた相手対象の地(つち)になります。
これが取りも直さず私の、吾(あ)の眼(め)を付(つ)けて智(ち)と成す、天地世界です。
吾の眼を付けて智と成すことで、実践行動・創造活動が始まります。
このア・メ・ツ・チの循環を示したのが古事記の冒頭です。
自分が幾ら考えても考えられなくても、それがそれでその方の天地(あめつち)です。
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以下引用。 『古事記と言霊 島田正路』 による。
人類はこれから全世界を挙げて三つの会議を開催しなければならない。
第一の会議は世界宗教会議である。
第二の会議はフトマニと科学の照合会議である。
第三の会議は世界政治経済会議である。
人類は過去五千年間の方便であり惰性であった生存競争を停止する。