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PAC3

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コミュ内全体

詳細 2014年10月18日 23:13更新

弾道ミサイルへの対処能力を本格化するため、さらなる能力向上を図った形態。
変更の内容は、PAC-3弾の採用、RSの目標識別・捜索能力の向上、通信能力の向上などである。

PAC-3形態は最初から完成された状態で配備された訳ではなく、PAC-3/Config.1とよばれる形態から始まり、現在米国で配備されている最新のPAC-3/Config.3形態へと至っている。

ハードウェア的な改修項目としては、レーダ装置の目標識別計算装置の追加(DSP-5)や広帯域波形送受信・処理装置(Radar Enhancement Phase 3, REP-3、Classification Discrimination Improvement 3, CDI-3)の搭載、レーダー送信器の増幅用進行波管(TWT)の並列搭載化(Dual TWT)によるデューティーの向上(単純計算で平均送信出力が2倍となる)、また、ECSやICC、CRGでは新型のRLRIU-U(ICCに於いてはConfig.2形態に於いてもRLRLI-Uと呼称されていたが、中身は別物である)、新型通信多重化装置(Integrated Digital Opperator Control Station、IDOCS)、これに伴う通信能力の向上(Remote Launch, Communication Enhanced Upgrade、RL/CEU)などがある。特にRL/ECUによって発射機をより遠くへ設置できるようになり(リモートランチ機能、CRGに対してECSが有する発射機制御機能を搭載する事によりECSとLSの離隔距離が拡大)、弾道弾に対する防護範囲が向上している。
日本が現在導入(既存配備システムの改修)を進めているのはこの最新の形態である。

なおミサイル自体の名称であるPAC-3と混同している文献があるが、地上装置(ECS等)とミサイルは別の形態名称で呼ばれており、注意が必要である(単にPAC-3形態と言っても通用するが、正しくはPAC-3/Config.3形態である)。

なおConfig.3へと形態が進化した際、RS、ECS、ICC、CRG、LSの形式名称が変更されているが、これはそれぞれが搭載する機材が能力向上に伴って大幅に変更されたためである。

ミサイル概要

初期型であるMIM-104Aがアメリカ軍に引き渡されたのは1984年からであるが、逐次近代化改修がされている。それらはPAC-1、PAC-2、PAC-3という3つの世代に大きく分けられることが多い。「PAC」は "Patriot Advanced Capability" の略である。

ナイキミサイルに比べて射程の延伸、対ECM性(ECCM)やジャミング機構の向上、低高度目標撃墜能力の付与といった機能向上がなされている。

パトリオットで使用されるミサイルは以下の通り。

STD(MIM-104A)弾:初期形態から採用されているミサイル。主に航空機対処用。

SOJC(MIM-104B)弾:ジャミングを行う目標に対して対処するミサイル。

PAC-2(MIM-104C)弾:弾頭のフラグメントを大型化するなど、弾道弾対処能力を強化したミサイル。

GEM(MIM-104D)弾:シーカーの低雑音化など、目標への誘導性能を向上させたミサイル。

GEM+(MIM-104E)弾:GEM弾のさらなる改良型。

PAC-3弾:新たに設計されたミサイルで、サイドスラスタやリサリティ・エンハンサを搭載。主に弾道弾対処を行う直撃型ミサイルである(後述)。MIM-104シリーズとは異なる。

ミサイルの誘導

パトリオットでは(PAC-3弾以外は)TVM(Track Via Missile)と呼ばれる誘導方式が採られている。これは、ミサイル発射後、RSからTVMレーダ波を目標へ照射し、その反射波をミサイルが捉えながら誘導を行う方式である。

以下に概略を示す。

ミサイル発射後、RSから目標へTVM波を照射する。

ミサイルシーカーでTVM反射波を受信し、RSへダウンリンクする。

RSからの情報をECSで処理し、誘導計算を行って、RSからミサイルへアップリンクとして誘導情報を送信する。

終末誘導では、目標からのTVM反射波を追ってミサイルは目標と会敵する。

TVM方式はECMへの対処を重点的に考えられた誘導方式であり、その内容は複雑である。

コリレート・トラック、セミアクティブ・トラックとも呼ばれる。

なおPAC-3弾は自らのシーカーでレーダ波を出しつつ目標と会敵するため、TVM誘導は行われていない。

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2012年3月30日

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