1.コミュニティ開設の目的
不安障害やうつ病など、心の病はストレス社会である現代において大きな社会問題になっています。加えて、東北大震災をきっかけに、被災された方は勿論、被災されていない方にも更なる悪化が懸念されます。
私は、身内のパニック障害をきっかけに、日本のうつ病治療に疑問を持ち、認知行動療法(CBT)先進国である英国のCBTを勉強しました。そして、『認知行動療法(CBT)入門』サイトを開設しています。
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様々な精神疾患を抱えておられえるmixiの多くの方々に、CBTのテクニックを正しく理解し、適用して頂き、一日も早く症状を回復させて頂くため、このコミュニティを開設させて頂きます。
2.コミュニティ開設の背景
日本の心の病の増加に歯止めがかからない理由の一つに、日本が抱える心の病の治療方法の問題が挙げられます。心療内科医およびカウンセラーのスキルの低さに加え、日本独特の『多剤療法』という悪習慣に基づく心療内科あるいはメンタルクリニックの乱立です。
全てのクリニックとは言いませんが、彼らは、医療の本分を忘れ、最も利益率の高い、抗うつ薬によってのみ患者を治療しようとします。
しかし、抗うつ薬には重大な落とし穴があり、うつ病治療を長引かせる原因にもなっています。
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一方、英国では増加するうつ病患者を本格的に治療するため、国策として認知行動療法(CBT)を普及させ、その結果かなりの治療実績が出てくるようになりました。
英国での治療法は、中程度より軽いうつ病患者に対しては、抗うつ薬を使用せず、CBTのみで治療します。そして、双極性障害(いわゆる躁うつ病患者)あるいは重度のうつ病患者にのみ、薬物治療とCBTによる治療を併用します。
3.参加のすすめ
日本はCBT後進国です。CBT先進国である英国のCBTをベースに、日本人に適したCBTも開発して行きたいと考えています。
以下のような方は、奮ってご参加下さい。
・私には抗不安薬・抗うつ薬は合わない、あるいは飲みたくない。
・こんな症状、どうすればいいの?
・どうすれば不安が和らぐの?
・CBTをもっと知りたい。
・この症状にはどんなCBTテクニックがいいの?
・この症状にはこんな方法が適していた。
・このCBTテクニックは私には向かない。
4.ルール
○ 発言・トピ立ては自由ですが、公的秩序・法律に反する発言は禁止です。
○ 固有名詞を使用したクリニックや個人などの批判は禁止します。
○ 自殺や犯罪につながる質問や発言は禁止します。
(ルール違反の質問や発言は消去させて頂きます)
5.注意事項
○ アドバイスはあくまで参考意見としてお聞き下さい。
○ CBTテクニックは、自分で管理しながら実施して下さい。
○ 重度の精神疾患を持たれている方は、必ず主治医と相談してください。
○ ここで得られた有用な情報は、mixi以外の方々にも知って頂くため匿名にて『認知行動療法(CBT)入門』サイトで使用させて頂くことがあります。