妄想・空想に似ている。
けれど少し違う。
例えば、友人との談笑の後に一人になると、
それまでしていた会話の風景が
目の前に繰り広げられる。
あくまで自動的に。
そして、「ここはこう言った方が面白かったな〜」
という部分が、新たに(勝手に)修正され、
延々と目の前で映像が流れていく・・・
簡単に言うと、「出来事の撮り直し」
映像再生中は、声を掛けられても気付くことはなく、
肩を叩かれでもしないと元の世界に戻れない。
例えば、音楽を聴きながら、いつもの散歩道を歩く。
こういう時は、脳内シアターの開演率も高く、
いつの間にか自分の世界へ・・・
気付くと、同じ道をぐるぐるグルグル廻ってて
3時間も経っていた・・・
というような、奇行をする同士を探しています。
よく友人に「またトリップしてるよー」と
言われる人も、もちろん同士です。いらっしゃい。
これらは“不思議ちゃん”なんて生易しいものじゃない。
自分の世界を持ちすぎた、ただの奇人です。
そこに「居る」のに、いなくなっちゃう人集まれ。
追記:脳内劇場をお持ちの方が300人を越えたようです。
世も末です。