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災害と心のケア@東日本大地震

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コミュ内全体

詳細 2015年10月27日 18:02更新

 3月11日、東北地方や関東地方を中心に広範囲で地震が起きました。12日には長野県でも地震が起き、誘発されたものだとされています。

 地震が起きると、急性のストレス反応、PTSDの症状ができる可能性があり、心のケアが大切になります。

 阪神大震災の時は、携帯電話の有用性は認められましたが、まだSNSはありませんでした。


 【参考PDFファイル】子供のPTSDに対する応急処置 早稲田大学 教授 臨床心理士 本田恵子

 http://sheport.co.jp/site/mcpo/materials/pdf/child_aid.pdf


 【参考】
自殺対策にとりくむネットワーク・ささえあいさんからの情報です

メンタルヘルスコーチングとアスクの『災害と心のケア』からの
メルマガを転送します。これは阪神淡路大震災の直後に関係
機関に流した情報や、現地の援助者を対象に開催したワーク
ショップのまとめです。長いですので、関係するところのみ、ど
うぞお役立てください。
身近な方々へのケアにもご参考になれば幸いです。
………もくじ………
1.傷つくのは、直接被災した人だけではありません
2.災害時のストレス反応について
3.ストレス軽減の方法
4.飲酒についての注意
5.援助者の二次被災を防ぐ
┌────────────────────────────

│1.傷つくのは、直接被災した人だけではありません

└────────────────────────────
被災した個人だけでなく、その地域全体が、災害のショックで
傷つき、マヒに陥ります。
たとえば津波の被害からまぬがれた人も、なじみのある町の
風景や、これまでの日常を失っただけで、打撃を受けます。
地域の行政機関や医療機関も、パニック状態に陥ります。
救助や援助に向かった人たちも、緊張・重圧・ショックにさらされます。
被災地にいなくても、親しい人の安否についての心配はもちろん、
各地の悲惨な様子に過去の被災体験がよみがえったり、
自分が安全な場にいることに負い目を感じる気持ち、
何もできないことで落ち着かない気持ちなど、かなりの人が
多かれ少なかれ、影響を受けます。

───────────────────────────
│2.災害時のストレス反応について

└────────────────────────────
多くの被災者は、下記のような状態を経験します。
これは「異常な事態に対する正常な反応」です。

【心理・感情】
感情のマヒ・眠れない・恐怖の揺り戻し・不安・孤独感・
疎外感・イライラ・怒り・生き残ったことへの罪悪感 など

【身体】
頭痛・手足のだるさ・筋肉痛・胸の痛み・吐き気 など

【思考】
集中できない・思考力のマヒ・混乱・短期の記憶喪失・
無気力・決断力や判断力の低下 など

【行動】
怒りの爆発・家族間のトラブル・周囲との接触を拒絶する・
飲酒問題・子ども返り など

┌────────────────────────────

│3.ストレス軽減の方法

└────────────────────────────

次のような方法が有効です――。
もっともよいのは、誰かに体験を話すこと。
互いに話して聞くのは、非常に有効なストレス軽減法。
話すときは「できごと」「考え」「気持ち」の順にすると
話しやすい。
感情を抑えない。泣きたいときには泣く。 文章に書く、絵を描くのもよい。 ストレスがあると呼吸が浅くなりがち。深呼吸する。 軽く運動して、身体をほぐす。 親子や家族、友人間でのスキンシップも、緊張を
ほぐすのにとてもよい。

日常そのものが大変な時だからこそ、ほんの少しでいいから
自分のための時間を見つけて気持ちが楽になることをする。
自分を責めない。
つらさを一人で抱えこまずに、助けを求める。

┌────────────────────────────

│4.飲酒についての注意

└────────────────────────────
ストレスを酒でまぎらわすのは危険です。
災害によるストレス反応のひとつに、飲酒の増加があります。
感情的に不安定になっているところにアルコールが入れば、
飲酒のコントロールが失われやすく、極端な行動や、トラブル、
認知の混乱などが起こりやすくなります。
また、飲酒している人の家族は、災害のストレス・周囲への
気がね・飲んでいる人が家族としての責任を果たせない、
という3つが重なって、この上なく辛い思いをします。
アルコール問題を防ぐため、地域にこうした知識を徹底させ、
避難所内は禁酒にすることも大切です。

┌────────────────────────────

│5.援助者の二次被災を防ぐ

└────────────────────────────
災害当初の人命救助、救急医療、避難所運営、復旧作業、
心のケアなど、被災地で援助を行なう人々は「二次被災者」
とも言われます。
援助者は非常に緊迫した状況の中で仕事をします。
人手が足りない、物資が足りない、情報が足りない……こうした
悪条件に加え、悲惨な現場に立ち合うことも多いでしょう。
救助すべきなのにできないなど、自分には手のつけようのない
状況にも直面します。時には被災者から、やり場のない怒りを
ぶつけられることもあります。

援助者自身が自宅で被災している場合もあります。
これだけのストレス下でオーバーワークを強いられれば、
感情的にまいってしまうのは人間として自然なことです。
心身の後遺症を残さないため、セルフケアが不可欠。

【相棒を作る】
必ずペアを組んで行動し、お互いの様子を常にチェックする。
相手に疲れが見えたら、少しの時間でも休むようアドバイス。
仕事の後は、体験したこと・感じたことを話し、感情を吐き出す。
互いに「よくやった」と声をかけあう。

【休憩をとる】
たとえ5分でも、現場から離れて深呼吸したり、甘いものを口に
入れるなどで、心身の疲労は回復する。
家や宿舎に帰った後は、十分な食事と睡眠を。

【自分の限界を知る】
人によって、イライラ・極度の早口・極度の無口など、心身の
疲労が限界になった時に出るサインはさまざま。
自分のサインを相棒に伝えておく。
目の前に助けを必要とする人がいても、自分がすべてやろうと
するのは無理。そのことを理解しておく。

【ペースを守る】
決められたシフトを守る。
深呼吸で落ち着きを取り戻す。
軽い運動で身体をほぐす。
リーダーは無理のない交替制のシフトを作り、援助者の疲労や
ストレス反応に注意する。

             ……………以上、『災害と心のケア』

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2011年3月12日

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