元消費者金融経営者・元実業家。日本百貨通信販売を含む杉山グループ元総帥。「借金取り立て王」・「腎臓売買王」 ・「闇金残酷取り立て王」・「闇金業界のグランドスラム」などと言われる、あるいは自称している。
高知県高知市出身。大阪府育ち。
漁師だった父は稼いだ金を酒と博打に注ぎ込み、愛人の元へ行き、残された杉山は母と共に農家のベニヤ板を立てかけただけの納屋で、生活保護も受けられず極貧の生活を送る。中学校を中退し、時計屋に勤めた後、電気店・眼鏡店・ホテルと多角経営するが事業に失敗。
借金を背負い暴力団に危うく殺されそうになるが、親分に度胸を認められ組員となり難を逃れる。その後、東京進出を決意し、組の目を盗み、東京出張の度に地盤を固め、闇金融・手形割引・地上げ、腎臓売買、売春強要を主とし、1200億円の財産、金満家教会以下120の会社を持つ杉山グループ総帥となる。
ミッキー安川や須田哲夫がワイドショーのインタビューで杉山に詰め寄り、杉山が「金が欲しいのか!? 金が欲しいんだろう!」と札束を投げつけ、後に他のワイドショー番組の取材で取材陣と度重なるバトルを繰り広げた。しかし後に、このやり取りは打ち合わせでの演出、とミッキー安川はルポライターとのやり取りで明かしている。杉山と結託したマスコミ各社(前述の須田を含む)は、サラ金関係者を面白おかしく取り上げたことにより、その被害を広げる結果となった。
2002年に偽造した金銭借用証書を使って訴訟を起こし、相手から現金をだまし取ろうとしたとして訴訟詐欺で逮捕された。 2003年4月、懲役7年6ヶ月(求刑懲役8年)の実刑判決を受けた。
※Wikipediaより転載