なんとなくなかったので作っちゃいました。
シャーマンキング、マタムネについてのコミュです。
マタムネが好き!って人は参加すれば、いいんじゃないかなっ
↓はじめまして&雑談トピ
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「小生、ねこまたのマタムネと申す」
「その前に何か穿け」
「葉さんは、意外と電車好き」
「せつないではありませんか」
「思い出してなどいませんよ。なぜなら小生あのお方のことは一瞬たりとて忘れた事などないのですから」
「小生、来し方にいわくあり――。小生、行く末に思惑あり――。」
「だがしかし未だこの心、大切なもの選べなかった事悔やんでおるのです」
「齢千余年 小生は やっと寂しい気持ちから はなれます はかなくとも はかなくとも」
「興味の薄いことを無理に詰め込もうとしても、それはまるで意味がない」
「二人とも彼らと年端のかわらぬ遊びたい盛りというに。――せつない」
「お前さんの進むべき道は、いつも心で決めなさい」
「まあ、元の飼い主が飼い主ですから」
「まだ小物なれど、悲しきかな成敗されるがその定め」
「葉さんは、意外とおさそい上手」
「しかし、この機を逃したら、二度とあの娘は心を開かぬかも知れないのでしょう?」
「『なんとかなる』、良い言葉ではありませんか。おそらく誰に教わったでもない葉さんだからこそ出てくる言の葉」
「みじかい間ではあったけれども葉さんと旅をしたこの三日。本では学べぬ葉さんの事を知り、小生も少し葉さんを好きになりました」
「フッフフ。ですから気にしないで下さい。小生今はただ葉さんを応援したいだけなのです」
「今宵は年越しそばでもたぐりたかったが――また後悔するよりは余程良い」
「これは心が決めたことだから」
「ここは小生が何とかしますから、葉さんはアンナさんを見てやって下さい」
「体格差数百倍あれど小生が歳上。目上には敬意を払うものですよ」
「尚この力牛百頭の如し」
「や、これは驚かせて失礼。小生ついうっかりしていたものでしたからに」
「葉王様――このマタムネに与えたもうたその巫力、今ここで使いきるやも知れぬこと許したもう」
「不肖な身なれども この度は
至上の喜びと ちりぬるを
非情に思われど 気にはせぬ
微笑のひとつでも くりゃりゃんせ」
「小生の姿が見えぬぐーちゃんは不思議に思うでしょう」
「だがそれでもなんとかなる。仮に学校の成績がなんとかならなかったと嘆いても、葉さんの人生の結果、それがさほど問題ではないように」
「あの時と同じ――かつて同様に苦しんだ葉王様と、それを救うことが出来なかった小生。だが、今は違う。今は鬼を倒し、あの娘を救う術を知る小生と、そして――葉さんがいる」
「それ故に――それ故に、このふがいなき死に損ないの魂、安心して捧げられる」
「では、行きますよ葉さん」
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