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「戦艦大和ノ最期」

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詳細 2016年12月4日 16:05更新

吉田満の「戦艦大和ノ最期」・・・

第二次大戦の終戦直後、著者によれば

「ほとんど一日を以て書かれた」といいます。

著者は日本海軍の当時最新鋭の兵器「電波探知器」を操作する、

副電測士として「戦艦大和」に乗艦していました。

この書は、世界最大の不沈艦と誇った巨艦の終焉となった、

「天一号作戦」での経験が綴られています。

格調の高いカタカナによる文語体は、

現代の若い読者にはなじみがないかもしれません。

しかし、著者もあとがきで述べているように、

それは、

「死生の体験の重みと余情とが、日常語に乗り難い」

「戦いというモノの持つリズムがこの文体の格調を要求する」

ということだと思うのです。

どういうわけか、私はこの本から縁が切れないのです。

吉田氏よりは後輩ながら、

やはり学徒出身の海軍士官であった父の書棚に、

初版本を見出して以来のことです。

平家物語の「祇園精舎の鐘の音諸行無常の響きあり」

という一句に惹かれるように、

何かというとこの書を手にします。

「あの戦争」をどう評価するのかという問題とは別なことです。

死の文学ですが、空襲や原爆などの死ではなく、

戦場となった国々での死でもない、

それは著者自身が、

「翻ッテ、無数ノ戦災ノ死ヲ想フベシ」

「特攻ノ死コソ、遥カニ容易ナリ」と、

自戒しています。

あくまでも私的にですが、この書に接して心が静まるのを覚え、

日本人の不思議さに、改めて心打たれます。

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カテゴリ
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