国立霞ヶ丘競技場は交通の便がきわめてよく、フットボールやラグビーなどのナショナルスタジアムにふさわしい場所にある。しかし、これは陸上競技場であるため、トラックがあり、試合がみにくい。
東京オリンピックのためにつくられた霞ヶ丘競技場はすでにその使命を終えた。現在の国際陸連の規定では、サブトラックがない競技場では国際大会は開催できない。横浜国際という立派な陸上競技場ができた現在、霞ヶ丘競技場はもはや無用なのである。
国立霞ヶ丘競技場を解体して、球技専用スタジアムをつくろう。
また、大阪駅北側の土地に、8万人収容の球技専用スタジアムをつくる案もある。ワールドカップ招致失敗で後退したようにみえるが、まだ案が消えたわけではない。最高の立地条件に球技専用スタジアムができれば、ガンバ大阪・セレッソ大阪・ラグビートップリーグ・代表戦の開催が見込める。