メタセコイア　あけぼのすぎ

詳細 2016年7月28日 22:06更新

一九四一年、植物学者三木茂博士が日本で出土した化石から発見して名づけたメタセコイアは、百万年前に姿を消したと考えられていた。ところが同じ年、中国四川省奥地で発見され、一九四八年、現生するメタセコイアとして新種記載された。化石は甦ったのである。

「メタセコイア　昭和天皇の愛した木」　斉藤清明著　中公新書　より。

イチョウやユリノキなどとともに「生きている化石」と呼ばれる樹木、メタセコイア。

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メタセコイア　Metasequoia glyptostroboides　アケボノスギ（曙杉）、イチイヒノキ。英名dawn redwoodまたは、学名Metasequoiaを訳したもの（ただし、化石種と、現生種を別種とする学説もある）。

界 : 植物界 Plantae
門 : 裸子植物門 Gymnospermae
綱 : マツ綱 Coniferopsida
目 : マツ目 Coniferae
科 : スギ科 Taxodiaceae
属 : メタセコイア属 Metasequoia
種 : メタセコイア M. glyptostroboides

（wikipediaより。）

昭和天皇　御製　昭和62年（1987年）

わが国のたちなほり来し年々にあけぼのすぎの木はのびにけり

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