広汎性発達障害をもつ人たちに多く見られる障害の一つです。
麻痺等はないのですが、協調が必要な動作が苦手であったり、
ハイハイや歩き方にぎこちなさがあったり、
バランスの悪さから、スポーツが苦手(これは特に色々な協調運動が必要となる球技などにあらわれやすいようです)、また、様々な作業が遅い。
書字が苦手、音楽が苦手など、学業に支障をきたしたりします。
これが発達性協調運動障害です。
ADHDの人の30−50%に発生するともいわれます。
この障害の二次的なものとして、周囲に認められなくなるということが起こります。イジメなどの原因にもなりえます。
当人は一生懸命に絵やピアノの練習を人の数倍行っても、結果だけをみる教師には「やる気がない」という風にみられたりしますし、スポーツでは球技などの授業では全く重要なポイントをまかせてもらえずに、とにかく自信を喪失し、苦手意識から離れていこうとするために、ますます二次障害が発生してきます。
それがLDです。
あまり知られていませんが、このことについての理解を世の中に知らしめていかなければなりません。
こうした障害を持っている人たちは、周囲が当事者の相応の努力を認められるようになっていなければ、向上の可能性が失われていくばかりなのです。
コミュがなかったので作成いたしました。
皆様の交流の場として、活用してください。