TRIUMPH 6Tのコミュニティーです。全国のオーナーの方、これからオーナー希望の方や好きな方のご参加をお待ちしております。情報交換やトラブルシューティング、6Tライフを語り合いましょう。
半世紀前のバイクです。ポンコツであたりまえ。現行車より遅いに決まってます。オイル漏れてるよ。また修理してんの?なんで乗ってるの?近所の人に「うるさいんですけど」とよくいわれます。道ばたで修理してる横を気持ち良さそうに現行車が過ぎ去っていいきます。ではそんな思いしてまでなんで乗るのか!!そりゃ、カッチョいいからです。振動がたまんないからです。「Bone to be wild」ではなく「Wild one」だからです。そこが最高なのです。
6Tは、第2次世界大戦後トライアンフ社の対米輸出戦略から生まれたものです。名設計者E.ターナーが1937年に生み出した500cc2気筒のスピードツイン(5T)は軽く、安く、速く、大好評で最大排気量車として英国内を席巻します。そこで生まれたタイガー100も1946年マンクスGP優勝の栄冠を勝ち取ります。しかし、アメリカでは排気量1,300cc重量340kgクラスのインディアンやハーレーが王者として君臨し小さなバイクは好まれませんでした。
E.ターナーは懇意のアメリカのディーラー ビル・ジョンソンJRと協議し、5Tの63×80mmのボア・ストロークを71×82mmにボア・アップし、排気量649ccにアップさせた
6Tを誕生させ、主として対米輸出に当てます。34psという控えめな数字ながら、175kgという軽量の車体でトップスピード171kmというトライアンフ歴代最速のこの6Tサンダーバードは、スポーツ・レ-ス好きのアメリカ人のハートを捉えこの輸出戦略は大成功で以降トライアンフを中心に英国二輪車の米国市場は急拡大します。
発売は1949年。やがてこれをベースにしたT110タイガー(1954年発売)や、T120ボンネビル(1959年発売)といったよりスポーティーな高性能車の発売により、次第にツアラーとしての性格を強めると同時にスポーティさを失って人気は低下し、1966年生産中止されました。
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