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IRON MAIDEN アイアン・メイデン

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詳細 2017年1月22日 18:41更新

音楽コミュ
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メタルゴッド、メイデン。

それは音の洪水。

重厚サウンドの狭間で、突如として出現する水晶のように美しいメロディライン。
ツイン、またはトリプルギターがライブで奏でる奇跡のようなハーモニー。
ギタリストたちのハーモニー専従を可能とする、世界最強のヘヴィ・ベース。
発声から音が消え入るまで、常に音程を微妙に変え続けるボーカリスト。
 
これらが簡単なメイデンの特徴であるが、その音楽的な価値についてはあまり知られていない。



グロいジャケ(このコミュのトップ画像は特別です)、
毛深い男たちが奏でる重厚サウンド、

といった誰にでも分かる特徴に隠れたその高度で複雑な音楽性は、ファンの多くが重低音を心から愛する生粋のメタルリスナーであるために、語られないことも多い。
古くからのメイデンのファンは、スティーブ・ハリスの鋼鉄の指先が生み出す重いリフとギタリストが奏でる美しいメロディ、そして疾走していく楽曲を求めているためだ。

しかし、繰り返される複雑で大胆な転調は、後に多くの音楽理論の教科書となっていくはずだ。

簡単に言えば、転調のためには新しい調への移行と新しい調の確立が必要だ。新しい調への移行には、前後の調に共通の和音を用い、新しい調でその和音を読み替える、ということが行われる。例えばハ長調からト長調への移調では、ハ長調のVの和音はト長調のIの和音だから、ハ長調のVを鳴らし、それをト長調のIと読み替えるのである。次に第1の調の和音の構成音の一つと第2の和音の構成音の一つが増1度関係にあるような和音を続けて鳴らす、ということが行われる。例えばハ長調のIV度(ヘ=Fを持つ)の次にト長調のV(嬰へ=F♯を持つ)を並べるのである。加えて新しい調の確立には、最低限、前の調で使われない音が必要である。たとえばハ長調からト長調への移調では、ハ長調では用いられないがト長調で用いられる嬰へ(F♯)の音である。同主調からの転調では、Iの和音に前の調にない音が含まれる。このように、V7ないしIを鳴らすことで、転調は成立する。
そのような作業を、ライブの中で、またスピーディなメタル(またはハードロック)のリズムの中で、さらには起伏あるメロディラインの中で軽々とキメていく彼らの神業は、あまりにも理解されていない。

ライブでそれぞれのプレイヤーがそれぞれの変拍子を操りながら化合物のように重なっていく奇跡の業も同様だ。

ストラヴィンスキーの火の鳥終結部のような7拍子や、ラヴェルのダフニスとクロエの最終部分で見られるような5拍子でさえ、ライブでメイデンのギタリストたちが行う変拍子ほど複雑な構造ではない。その秘密のサインはもちろんスティーブ・ハリスが出していく。

思えば長調・短調・音階の概念が体系化されてきた18世紀。短調曲でも六度上の転調も徐々に増えてきた。ちなみに、フランスの組曲で書かれた調性はハ・ト・ニ・イ・ホ・ヘの各長短調であり、イタリアのソナタで書かれた調性は長調はハ・ト・ニ・イ・ホ・ヘ・変ロ・変ホ、短調はイ・ホ・ロ・嬰ヘ・(嬰ハ)・ニ・ト・ハ・ヘであった。使うことが出来た調性はヴァイオリンの調弦や鍵盤楽器の古典調律との関係が深いのである。
例えば古典派時代になると、ソナタ形式の発達に伴い、楽章中での最初の転調は長調曲では属調、短調曲では平行長調への転調に限られた。これは主題と副次主題の構造を聴衆が把握しやすいよう配慮がなされたためと考えられる。
従ってメイデンは楽器の調子や観客の呼応を計算に入れて複雑で美しい調和と挑戦を行っている。同じような様々な試みを行っているプログレバンドは多いが、確実に残る楽曲や音源が果たして何曲あるだろう? アイアン・メイデンには少なくとも、10曲はあるのではないか。

もちろん古くからのメイデンのファンたちが愛してやまないスティーブ・ハリスのベース・テクニックも凄まじい。ニコニコしながら(そしてすべての歌詞を大声で歌いながら)、世界で数人しか弾けないのではないかと思われるようなベースラインを悠然と弾き続ける。
ビリー・シーンと並び称される、総合力で世界最高の技術を持つ二人のベーシストのうちの一人であるスティーブ・ハリスだが、スティーブ・ハリスはクリニックを開くこともなく、教本などの出版も行われていないため、その独特のプレイやサウンドはあまり理解されていない。ピッキングする指でさえ、どの指を使っているのか肉眼ではほとんど見分けが付かないために議論されていた時期があるほどだ(ドリーム・シアターのジョン・マイアングやウッドベースのジャズベーシストのニールス・ペデルセンはどうかとする異説もあるが、あくまで異説で、スリーフィンガー・ピッキングを多用するベーシストというのがあまりにもクローズアップされすぎている)。
パワーコードのストロークが多いのも特徴だ。メイデン特有の美しいギターのハーモニーの影には、伴奏がドラムとベースだけになってしまっても音が薄くならないように、爆発的な和音を得るための技巧が駆使されているのだ。スティーブ・ハリスは拳の状態から全ての指を開くのと同時に人差し指、中指、薬指、それぞれの爪で一気に弦をストロークしているのである! つまり、ギター奏法のひとつである、左手で和音を押さえて右手の指の爪側で上から下に掻き鳴らすように弾くラスゲアードを、「ベースで行っている!」という衝撃的事実が存在するのである。
また、ロックのベーシストはアタックの強いサウンドを得るためにラウンドワウンド弦を使用するが、ハリスはネック上のポジション移動時に発生するノイズを防止するため、敢えてフラットワウンド弦(ロト・サウンド製)を使用している。フラットワウンド弦はこもった音になりがちで、通常であればメタルどころかロックでの使用にすらとても耐えないものであるが、ハリスのサウンドを聴けば、信じられないほど立ち上がりの強いブライトな音になっており、どのベーシストにも作ることのできないハリス独自のサウンド、そしてアイアン・メイデンにしかない超重低音サウンドを形成しているのである!
17才の時にテレキャスターのコピーモデル・ベースを購入し、独学でベースを学んだ天才ハリスはちなみに、今(2010年)50才代の半ばだ。ライブの最初から最後まで、誰もハリスが休憩している姿など見たことがない。2フィンガーと言っても、並の2フィンガーではない。ハリスはアポヤンドによるフィンガー・ピッキングではなく、指を伸ばしたまま弦に叩き付けるフォームの指弾きでスラップ奏法のようなパーカッシブなサウンドを得ているが、超絶的な速さでこれを数時間続け、その間は常に、ボーカリストと同じくらいの力で歌い続けるのである! しかも常軌を逸したスピードとピッキングの強さ、しかもパワフルなだけではなく、テクニカルで速いパッセージ(経過的な音符群)を弾きまくる、さらに曲の中に隙間を見付けたらフィルを入れまくり、ペンタトニックスケールやダブルストップを多用したフレーズで曲に緊張感と勢いを加えているのである!

ボーカリストのブルース・ディッキンソンは、やはり50才台。世界で最もステージ上の運動量が多い50台のこのボーカリストは、ハリスと同様、ライブでは数時間の間、休み無く走り続けながら観客を鼓舞し、鍵盤にはない精密な音を発生し続ける。音楽理論の造詣が薄いリスナーが聞けば、鍵盤の上の音があまりにも少ないため、カルチャーショックを覚えて敬遠するかもしれないほどだ。このブルース・ディッキンソンは、イギリスの航空会社 アストライオス航空でボーイング757のパイロットを勤め、アイアンメイデンの近年のワールドツアーに於いても自ら操縦桿を握り、チャーター機を操縦している。またテレビ番組の企画でソ連戦車T-34も操縦した。そのほか映画の脚本や小説執筆も手がけ、フェンシングの腕前はオリンピック代表クラス、プロ級である。

スゴ過ぎてお腹いっぱいすぎて嫌になるから、あのようなグロいジャケとおどろおどろしい怪物(エディ。ライブにもしばしば出現)で一般人を敬遠しているのだろうか?

とにかく重要文化財保護の観点から、皆さんのご参加をお待ちしています!

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2010年1月6日

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カテゴリ
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