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啓蒙主義的思想の成立と展開

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コミュ内全体

詳細 2016年9月20日 21:37更新

西欧の、啓蒙主義的な思考の前提にあるといわれる、二項対立的な考え方が、私たちの身近な物事の考え方にも、強い影響を与えているといわれています。このコミュニティは、その成立史と展開について跡付けることを主な目的にしようと思います。

● 啓蒙主義の特徴
一般に言われているのは、啓蒙主義は前の時代を暗黒の時代(Dark Age)として否定することによって成立する運動であり、思考様式でもあるということです。当然、アメリカの中東に対する姿勢や、日本でも「特定アジア」に対する一部の人々に見られる「民主化」、「民主主義」の言説にも、影響関係はともかく、類似の思考様式が働いてると言えます。民主主義は要らないものではありませんが、観念であって、絶対善として振りかざせるほど万能かどうかは定かではありません。

政治    ⇔ 宗教
パブリック ⇔ プライベート
俗     ⇔ 聖
身体    ⇔ 霊魂
文明    ⇔ 未開
客観    ⇔ 主観
理性    ⇔ 感性(感情)
自然科学  ⇔ 社会科学
(自然)科学 ⇔ 宗教
医療    ⇔ 非科学的医療
心理学   ⇔ 分析対象
男性的   ⇔ 女性的
自立的   ⇔ 共同体的
核家族   ⇔ それ以外
未来    ⇔ 過去

などなど。この成立史をできるだけ丁寧に、しかし同時にその歴史を、整理して図式化することを目的の一つにします。ただ同時に考えたいのは、西欧で始まった近代の西欧中心主義批判ですが、彼らが彼ら自身を「二項対立的思考」として定式化するほど、実際に単純なのかどうかということです。西洋の、西洋中心主義批判者たちはしばしば、彼ら自身の思想や思考、生活様式とは「全く異なったもの」として「非西洋」を描写しようとしてしまいます。しかし、そう露骨に差異化されるほど異なっているかどうかもまた検討を要します。

● 啓蒙と懐古という問題
単純に「昔は良かった」という広い意味での「懐古主義」は、しばしば誰もが呟ける容易なことですので、誰もが簡単に批判した気になれますが、そう安易に棄却できるほど過去や現在に詳しい人も、実際にはいません。知りうる過去や現在を除いては、否定も肯定もできない以上は、懐古主義への批判や、啓けた現代への肯定は、実は非常に揺らぎ易いという問題があります。だからその脆さが、懐古主義と、啓けた現代への批判についても、同様の問題として存在することは確かかもしれません。

● 二項対立的思考の端緒、啓蒙主義的思考の成立(概観)
1つ目に、西洋的な起源と展開があげられます。ここで大きな要因といわれているのは、1517年のルターの宗教改革です。教皇と教会の権威を批判して、聖書に書かれていることを重要視するプロテスタントの運動です。セキュラーな(政教分離的、世俗主義的)思考の一つの発端でもあり、
2つ目として、「西洋の啓蒙主義や二項対立」から実際に影響を受けているかどうかとは別の問題として、個人的/社会的なアイデンティティの確立にあたって、ほぼ自発的な形で二項対立的な思考方法が成立するということがあるといわれるものです。排他的ナショナリズムやコミュナリズム、現世否定の宗教、左翼運動もこれに含まれます。微妙な相違こそ抽出するべきではありますが。しかし、「我々」以外の社会集団にネガティブな意味での「動物性」や劣位としての「未開」を言説として与えるというのは、大航海時代の西洋や、ローマ帝国に限らず、日本であれどこであれ見られたことです。

以上の両方について考えたいと思いますが、どちらが西洋の影響で、どちらが自発的なものか、その相違を過度に追及しようとするとある種の循環論に陥る可能性もありますので、できれば境界の追及は限定的なものにとどめたいものです。

● 啓蒙主義と「宗教」
宗教学の概念でいう新宗教や新新宗教、あるいは神智学、ニューエイジ、精神世界、ヒッピー思想、スピリチュアリティについてもこの範囲内と致します。こうした運動は一般的には、西洋的な近代性に対するカウターカルチャーなどとして語られてきた趣もありますが、実はその思考方法には西洋の二項対立的な前提が不問のまま見られるということが指摘されてます。

ポストモダン、ポスト構造主義と呼ばれる思想の大部分は、しばしば西洋的/啓蒙主義的/二律背反的な構造の下位にあるものを賛美・称揚したり、そこまで行かなくとも価値観として尊重したりということを行うものです。これが、上述の近代の東洋思想ブームを含めた「宗教」現象にも見られるという指摘があります。つまりこの場合、二項対立的な枠組みの逆転や下位にあるものの称揚などはあっても、二律背反的な思考の枠組み自体は、相変わらず不問のままだというわけです。「それでは近代の超克にはならない」という指摘ですね。

僕自身はこうした研究の先行には疎く、どういった方々がこうしたことについて研究しているのか、ほとんど知りません(2009年現在)。基本的には大学や学会、研究会の情報を中心に、そうした人々についての情報をここで整理したいと思ってます。

多分ないと思うのですが、コミュニティの人数が増えたりした場合や、個人的にも困りますが(笑)議論が活発になってしまった場合などは方針を変えるかもしれませんが、基本的には鈍行であります。

キーワード
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開設日
2009年6月18日

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カテゴリ
学問、研究
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