- 詳細 2014年3月26日 21:05更新
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諸君 私はラーメンが好きだ
諸君 私はラーメンが好きだ
諸君 私はラーメンが大好きだ
しょうゆラーメンが好きだ
しおラーメンが好きだ
みそラーメンが好きだ
とんこつラーメンが好きだ
魚介ラーメンが好きだ
激辛ラーメンが好きだ
家系ラーメンが好きだ
中華系ラーメンが好きだ
つけめんが好きだ
平原で 街道で 塹壕で 草原で 凍土で
砂漠で 海上で 空中で 泥中で 湿原で
この地上で食べられるありとあらゆるラーメンが大好きだ
列をならべた客の大群が嬉声と共に店を退店していくのが好きだ
空中に放り上げられた麺が湯切り網に打ち付けられた時など心がおどる
店員の操るしゃもじがスープを掻き混ぜるのが好きだ
音を上げて湯立つ鍋から取り出された麺がスープと絡められたときなど胸がすくような気持ちだった
箸先をそろえた客の横隊がラーメンの麺を蹂躙するのが好きだ
光悦した表情の客が既に残り少なくなったスープを何度も何度も飲む様など感動すら覚える
腹を空かせた客達が一心不乱に麺を平らげていく様などはもうたまらない
泣き叫ぶ子供達が私があげたチャーシューを満面の笑みで平らげるのも最高だ
腹を空かせ未知の地でラーメン屋を探し回りようやくありつけ食べたラーメンが絶品だった時など絶頂すら覚える
ラーメンを調味料で滅茶苦茶にされるのが好きだ
必死に守るはずだった最後の楽しみを横から奪われ食べられる様はとてもとても悲しいものだ
チャーシューの物量に押し潰されて胃もたれされるのが好きだ
麺大盛に腹を満杯にされ最後の一滴までスープが飲めないは屈辱の極みだ
諸君 私はラーメンを至極の様なラーメンを望んでいる
諸君 私に付き従う大隊戦友諸君
君達は一体何を望んでいる？
更なるラーメンを望むか？
情け容赦のない美味さのラーメンを望むか？
鉄風雷火の限りを尽くし三千世界の舌を唸らせる様なラーメンを望むか？
『ラーメン！ ラーメン！ ラーメン！』
よろしい ならばラーメンだ
我々は渾身の力をこめて今まさにラーメンを喰らわんとするラーメン狂だ
だがこの狭い日本の中で幾世紀もの間ラーメンを食べ続けてきた我々にただのラーメンではもはや足りない！！
大ラーメンを！！
一心不乱の大ラーメンを！！
我らはわずかに一個大隊 千人に満たぬラーメン狂に過ぎない
だが諸君は一騎当千のラーメン狂だと私は信仰している
ならば我らは諸君と私で総力100万と1人のラーメン狂集団となる
我々を忘却の彼方へと追いやり眠りこけている連中を叩き起こそう
髪の毛をつかんで引きずり降ろしラーメンを喰らわせて思い出させよう
連中にラーメンの味を思い出させてやる
連中にラーメンを啜る音を思い出させてやる
麺とスープのはざまには奴らの哲学では思いもよらない事があることを思い出させてやる
一千人のラーメン狂の戦闘団でラーメンを喰らい尽くしてやる
「最後の大隊指揮官より全ラーメン狂へ」
目標日本の数多のラーメン屋！！
ニコニコラーメン会 状況を開始せよ
