「タンタンの冒険」に登場する頼もしい海の男
祝・50人
本名はヘンドリック・ハドック。初登場は『金のはさみのカニ』。カラブジャン号の船長だった。タンタンのよき親友で、ある事件がきっかけでムーランサール城の城主になる。しかし城の電話番号がサンゾ精肉店とよく似ているため、ネストルと共にしばし間違い電話に悩まされ、さらには自分が間違い電話をかけてしまったこともある。
反アルコール水夫連盟会長にもかかわらず、コルクが開いた音だけでウィスキーだと分かるほど大酒飲み。酒を飲むなと言われながら酒を持ち込んだり、自分の用意した酒を飲み損ねて嘆いたり怒ったり場面がしばし見られる。
非常に口が悪く、「コンコンニャローのバーロー岬」や「何とナントの難破船」といったダジャレを交えた悪口雑言を連発する。彼のボキャブラリの豊富さが本作の魅力の一つでもある。
彼の先祖アドック卿も酒好きで、伝説の軍艦ユニコーン号の船長。大海賊レッド・ラッカム(血だるまラッカム)との決闘に勝利した後、自分の城であるムーランサール城に宝を隠した。女性で唯一の天敵(?)はカスタフィオーレ夫人。
なお、ハドック船長の名前Haddockも、フランス語では「アドック」と読む。
wikiより
経歴
カラブジャン船長 (『金のはさみのカニ』)
オーロラ船長 (『ふしぎな流れ星』)
アドック卿の子孫と判明 (『なぞのユニコーン号』)
シリウス船長 (『レッドラッカムの宝』)
ムーランサール城の城主 (『レッドラッカムの宝』)
ラモナ船長(『紅海のサメ』)
人類初の有人宇宙飛行士(『めざすは月』&『月世界探検』)