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在日朝鮮人哲学者 許萬元

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詳細 2016年2月14日 21:17更新

許萬元(허만원、グレゴリオ暦1933年-2005年8月25日)は朝鮮済州道出身の在日朝鮮人哲学者。朝鮮民主主義人民共和国籍。1950年に来日以後、1952年から1955年まで東京都立朝鮮人高等学校に学び、同年4月に中央大学文学部哲学科に入学し、1959年3月に卒業。1962年4月に東京都立大学大学院人文科学研究科哲学専攻修士課程に入学。

大学院への入学までに3年かかっているが、3年続けて入試を受けて、3度目に合格した。2度目の不合格(1961年)の時に、かなり良い成績であることと彼の熱心さが認められたので、1961年4月に1年間聴講生として受け入れられた。寺沢恒信教授の演習でドイツ語(Deutsch)のテキストを読むようになった時、なかなか良くドイツ語が読めるので、教授は「君はこんなに読めるのに、大学院入試の時どうしてもっと点が取れなかったのか」と尋ねた。許萬元は「むずかしい表現に出会うとどうしてもまだ朝鮮語で考えてしまう、ドイツ語を朝鮮語で考え、それをもう一度日本語になおして答案を書くので、試験のときには時間が足りなくなる」と答えた。

その言語的ハンディキャップにもかかわらず、1962年には3度目の受験で日本人学生に伍して堂々と合格し、入学した。同期に牧野紀之(http://mixi.jp/view_community.pl?id=1574168)がいる。

2年後の1964年4月には博士後期課程に進み、1968年3月まで4年間在学した。在学中に博士論文を提出し、教授会の審査に合格して文学博士になった。哲学での課程博士は、東京都立大学では初めてであった。その博士論文に、その後若干補筆したものが『ヘーゲルにおける現実性と概念的把握の論理』である。

1968年4月からは初の在日朝鮮人の東京都職員(東京都立大学人文学部哲学科助手)になる。

『ヘーゲルにおける現実性と概念的把握の論理』の「まえがき」では、「今年の九月九日は、我が祖国朝鮮民主主義人民共和国創建二〇周年記念日にあたります。本書の発行日を同じ日にしていただいたのも、この日を記念するためであります。だから本書は、この意味でも、私にとっては大変意義深いものであります。」と記している。

だが、彼は後に祖国における個人崇拝を批判した。

その後、許萬元は立命館大学経営学部教授となった。

許萬元の主な著作は、

『ヘーゲルにおける現実性と概念的把握の論理 増補版』1994年(初版は1968年)大月書店
『弁証法の理論 上巻 ヘーゲル弁証法の本質』1988年(初版は1972年)創風社
『弁証法の理論 下巻 認識論としての弁証法』1988年(初版は1978年)創風社

である。

写真は漢拏山(한라산)。

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2008年12月23日

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カテゴリ
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