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千坂恭二

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詳細 2023年7月27日 22:52更新

千坂恭二(ちさか・きょうじ。1950年〜 )。思想家。
※mixiの「ガイスト@千坂恭二」さん。
「ガイスト」とはドイツ語の「Geist」で「精神」の意味。


1968年頃は、「破壊への情熱は創造への情熱である」というバクーニンの思想と精神(http://mixi.jp/view_community.pl?id=3904922)の影響を受けた総破壊を主張する超過激派のバクーニン主義アナキストとして活動。上宮高校在学の頃、大阪府の「高校生公安特別要注意人物四人」の1人になる。69年浪人生となり、浪共闘(全国浪人共闘会議)に参加し、受験勉強はそっちのけでゲバルトとデモに明け暮れる。同年10月、アナキスト革命連合(ARFhttp://mixi.jp/view_community.pl?id=3897742)の一員として大阪芸大夜襲占拠闘争に参加。大阪府警と奈良県警の河内飛鳥一帯の深夜の大規模な包囲網と山狩りによって逮捕される。
1970年に反安保闘争で上京し、闘争後そのまま東京で高卒のまま思想活動を始める。
21歳の時から『映画批評』『情況』『現代の眼』『構造』『現代思想』などでアナキズム論やバクーニン論などの政治思想から文学、芸術について過激な舌鋒で鮮烈な思想を展開し一部で強いカリスマ的影響力を持ち、「戦後最年少のイデオローグ」と評される。
1980年頃は、第一次大戦では最高勲章に輝くドイツ陸軍特攻隊長で、思想的にニーチェの最も過激な門人とされ戦後は非転向のファシストとして常に論議の的となったエルンスト・ユンガー(http://mixi.jp/view_community.pl?id=1441107)と、三島由紀夫の感情教育の師とされ日本敗戦時に陸軍中尉としてジョホールバールで自決した国文学者の蓮田善明(http://mixi.jp/view_community.pl?id=1442130)や日本浪曼派(http://mixi.jp/view_community.pl?id=1448482)の研究に従事。

「バクーニンからユンガーへ」という軌跡になるが、一貫して反時代的スタンスを維持。
現在は、アジア主義に取り組み(http://mixi.jp/view_community.pl?id=1595955)、大東亜戦争を革命戦争と捉え、戦後に対して戦争継続を日本の正史として対置。左の侵略戦争論も右の防衛戦争論も同レベルと批判。
千坂氏の戦争論の興味深いところは、日独伊三国同盟の枢軸国側を革命勢力、帝国主義とスターリン主義が結託した連合国側を反革命勢力と見て、第二次世界大戦の日独伊の枢軸側の戦争を「反帝反スタ」の世界革命戦争と捉えるところにある。独ソ戦でトロツキーの「労働者国家擁護」の立場からソ連支持の立場に立ったトロツキストなどは「スターリン主義の改革分派」に堕したと批判し、肯否を含めたファシズムの正当な歴史的復活を提唱。
思想的には単なる保守右派でも革新左派でもなく、左翼(極左http://mixi.jp/view_community.pl?id=1899579)と右翼(極右http://mixi.jp/view_community.pl?id=1749894)の二項対立を止揚(あるいは脱構築)する国民ボルシェヴィキ的(http://mixi.jp/view_community.pl?id=1452160)なアナルコ・ファシストと目される。

千坂氏の現実に対する独自の見方は、既存左翼の平和主義や中道リベラルから既存右翼の決まり文句が見落としている点や既成の解釈パターンの脆弱さを絶えずつく鋭さを持ち、教科書的論議を博覧強記の高レベルな暴論で粉砕し、右・左という単純な図式を越えた政治的セマンティクスを追求しているといえる。

 21歳になった1971年に著述活動をはじめ、過激な舌鋒で鮮烈な思想を展開し、一部でカリスマ的影響力を持ちましたが、1980年代半ば以降、本格的な隠遁の結果なのか商業メディアに文章を書かなくなり、名実共に伝説的な存在になりました。しかし長い隠遁と沈黙、絶筆の期間も過ぎ、最近、『歴史読本』『情況』『悍(HAN)』などで著述活動を再開したようです。
そんな千坂氏について、まったりと見ていきましょう。

哲学や政治思想だけでなく、文学、歴史や芸術にも造詣が深く(http://mixi.jp/view_community.pl?id=1568672)、宗教関連ではイスカリオテのユダについて、音楽についてはワーグナーやシェーンベルクについての素晴らしい文章があります。
また松尾和子の歌を好み(http://mixi.jp/view_community.pl?id=329893)、松田聖子の大ファン(http://mixi.jp/view_community.pl?id=1622197)で、彼女の生家の蒲池家の歴史についても詳しいです(http://mixi.jp/view_community.pl?id=1500536)。
1995年に元日大全共闘の友人と暇つぶしに立命館大学に入り卒業したため、49歳になって最終学歴は大卒になっています。
最近は、各種のトーへクイベントに出演していますが、そのカリスマ的独演は定評があります。

足跡はこちらへ
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=33136873&comm_id=3518589

※千坂恭二氏のmixiのホーム
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=7146920
日記が本格的で読み応えがあり、素晴らしいです。
若い頃(21歳頃)の千坂氏の写真がトップになっています。

※千坂恭二「日本的前衛とアジアの大衆・アジア主義の革命と戦争」
http://www.linelabo.com/Asian_principles_01.htm
内田良平と黒龍会を取り上げ、これまでのアジア主義論の根底的再考を迫るコペルニクス的論稿(『情況』1997年8・9月号)の前田年昭氏によるWeb再録。

※エルンスト・ユンガー
http://www.geocities.jp/schliesst_euch_zusammen/
千坂氏(ハンドル名・兵部)運営のサイト。ただし目下、開店休業状態とのこと。

★2月28日に東京のジュンク堂書店池袋本店でのトークイベントの
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JUNKU連続トークセッション
思想誌『悍』創刊記念
【世界革命戦争・全共闘から大東亜戦争へ】
●千坂恭二(思想史家)×前田年昭(『悍』編集人)
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は60名のキャパが満席となりキャンセル待ちが出、20代の若い人たちも多数参加し、大盛況のうちに終了しました。

http://www.linelabo.com/han/event.htm
トークの内容、配布資料、会場光景画像などがアップされています。

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アナーキスト、無政府主義者、アナキズム、アナーキズム、アナキスト・ブント、アナキスト革命連合、アナ革連、アナキスト高校生連合、アナ高連、無政府共産主義者同盟、無政府共産同、黒色ブント、浪共闘、浪人共闘会議、エスエル左派、全共闘、全学共闘会議、1968、1968、マルクス主義者、共産主義者、保守革命、英雄的リアリズム、国民革命、国民ボルシェヴィキ、民族ボルシェヴィキ、反スターリン、ファシズム、ファシスト、ナチズム、ナチス、ナショナリズム、皇室制度、天皇制、ジョセフ・ド・メーストル、プルードン、ブランキ、ヘーゲル、バクーニン、マルクス、シュティルナー、ニーチェ、ウェーバー(ヴェーバー)、コンスタンチン・レオンチェフ、ネチャーエフ、トカチョーフ、クロポトキン、レーニン、トロツキー、マフノ、ハイデッガー(ハイデガー)、ユンガー、カール・シュミット、ダヌンツィオ、バレス、モーラス、ドリュ・ラ・ロシェル、ロベール・ブラジャック、リュシアン・ルバテ、マルロー、ブランショ、バタイユ、ドイツ・ロマン派、スラヴ派、ドゥルティの友、日本浪曼派、浪漫派、京都学派、玄洋社、黒龍会、東方会、東大陸、情況、映画批評、現代の眼、現代思想、悍、図書新聞、読書人、松尾和子、松田聖子、田中陽子、嵯峨源氏、宇都宮氏、蒲池氏、筑後、大阪、難波、浪花、摂津源氏、ワーグナー(ヴァーグナー)、シェーンベルク、イスカリオテのユダ、融通念仏、美的モデルネ、近代の超克、山崎闇斎、富永仲基、三宅雪嶺、陸羯南、頭山満、内田良平、幸徳秋水、大杉栄、八太舟三、橘孝三郎、大川周明、北一輝、中野正剛、保田與重郎、蓮田善明、高山岩男、小林秀雄、埴谷雄高、吉本隆明、三島由紀夫、廣松渉、松田政男、柄谷行人、すが秀実

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カテゴリ
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