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東京計画1960

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詳細 2013年5月10日 23:47更新

東京湾上に一直線に浮かぶ海上都市-。
現在の臨海副都心開発をはるかに先取りした、画期的な都市プラン。

それが、
建築家・丹下健三による【東京計画1960】

50年近く前の構想ながら、その思慮は今尚多くの現代人が及ぶ事ができない。
丹下は、50年も前にして、これからの社会は情報化社会へ移行すると思量、その都市が機能する本質は、
[communicationによって結ばれたnetwork]であるとし、そこから創造される知恵や価値の生産性が経済成長の指標になると予測した。

丹下は当時から携帯電話の登場を予測し、新しいツールの発達は人を分散させることなく、むしろ一層都市へ集約させると洞察。
情報化社会への移行によって、より増大するcommunicationと交通の流動を可能にする都市の提案が『東京計画1960』なのだと唱えた。

丹下がまず着目した事は、〈都市の形状〉である。
中世以来引き継がれてきた『求心型・放射状』の都市の発展形態は10万、100万規模の都市では有効だが、1000万都市のスケールでは機能不全を起こしていると提議。
都心への過剰な人口集中が引き起こした現状はもはや言うまでもない。
そこで、円の『閉じた都市』に代わり、
線的に延びる『開いた都市』への構造転換の必要性を説いた。

円ではなく、なぜ線なのか。
その発想を丹下は有機体の成長にヒントを得ている。
「有機体の成長過程を考えてみると、卵の段階では真ん中に芯があるが、やがてその芯を中心にて背骨が出来、殻を破って新しい成長段階に入る。つまり、有機体が成長すつ時は線的に伸びるのであり、最後まで円として成長することはない」

丹下はこの東京計画で都市の背骨を『都市軸』と名付け、
都心から千葉・木更津に延びる東京湾上に設定。
その上に官庁やオフィス・ショッピング街などを配列し、
その両側に高層の住宅街も建設。
道路は3層からなる鎖状交通系統を敷設し、500万人の移動をスムーズにする。
さらに、都市軸は海上や陸上の開かれた地点へ伸ばしていく事で、都市の全体的な成長を可能にするとした。

東京湾海上という理由は、
地価高騰という都市のネガティブに対する自然な答えであった。
それが円を線に向けさせ、
また概得権に縛られない、湾岸地域への着目と必然、即ち都市(土地)の第2の発展ベクトルの提示は今であれば当然の意識も、
この丹下が後世に示したと言っていいだろう。

但し、都市=土地=地面が備える精神的支柱を度外視した部分は否めない。
SFにてコロニー都市という憂鬱が人間の精神に作用を加えたように、
有機体(人)が線上に成長する事が真理だとしても、
有機体(人)が地面無き空間で営む真理は存在せず、また許されないだろう。

だが、それ以上に、変換が進化としたら、この計画が提議した意図は偉大な人間達の知恵であり、知らずして生まれる知恵もないのである。

この計画には、夢があり、慈悲があり、感動がある。
それを称えるcommunity。

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