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児井英生(映画プロデューサー)

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詳細 2012年10月25日 14:29更新

映画プロデューサーとして日活で『嵐を呼ぶ男』で裕次郎を売り出し、『渡り鳥』シリーズで無国籍アクションを大ヒットさせたプロデューサー。
一方で、日活以前には、巨匠小津安二郎を松竹から初めて外に引っ張り出して製作した『宗方姉妹』、溝口健二監督の最高傑作の一つ『西鶴一代女』、成瀬巳喜男監督との『舞姫』等々、戦後史を飾る巨匠達との作品群を生み出した伝説の名プロデューサー。

「寝業師」「怪人」「おとぼけの児井」とか呼ばれながら、死ぬまで当たる映画を作り続けた名プロデューサー児井英生さんのコミュニティーを作ってみました。


児井英生(こいえいせい)本名児井英男(こいひでお)1908年(明治41年)8月21日−1992年(平成4年)
3月10日。

〔略歴〕
鉄道省の高級官吏を父に神戸で生まれる。早稲田大学へ進み、同級生に後の衆院議長原健三郎。大学時代に友人の紹介で衣笠貞之助監督の知己を得、その縁で1931年(昭和6年)松竹蒲田に入社。助監督からスタートし、犬塚稔・衣笠貞之助・冬島泰三監督などにつく。師匠格の犬塚監督が日活に転じたのに歩調を合わせ、1933年(昭和8年)日活太秦に転じる。助監督として、映画の主題歌の作詞も手掛け、それが縁で、当時テイチクの製作部長で人気作曲家であった古賀正男と親交を結ぶ。
1935年(昭和10年)『敵討三都錦絵』で監督デビュー。日活で3本を監督の後、甲陽映画・全勝・今井映画などに転じ、時代劇のメガホンをとった。

今井映画が東宝に吸収され、東宝京都撮影所が廃止になったのをきっかけに、プロデューサーを目指すために監督業を辞め、1939年(昭和14年)東宝本社へ転入社。
同時期に入社したプロデューサーに、後の東宝の大プロデューサー藤本真澄がいる。
親しくなった新派出身の俳優下田猛の娘石丸恵美子と1941年(昭和16年)結婚。
1942年(昭和17年)『白い壁画』(千葉泰樹監督)でプロデューサーデビューを果たす。
同じ年、戦争政策で映画配給会社が統合され(映配)、南方の占領地の宣撫工作を行う趣旨
の南方局が設立されると趣旨に賛同した児井は、東宝を辞職して映配に入社し、香港に赴任する。
南方局では香港支社長として終戦を迎える。

1945年12月(昭和20年)引き揚げ後、翌1946年(昭和21年)に東宝へ復帰し、主に演劇の宣伝の仕事をする。1948年(昭和23年)公職追放解除にともない、プロデューサー業への復帰を狙うが、東宝が争議で撮影不能だったことから、新東宝で復帰第一作『三百六十五夜』(市川昆監督)をプロデュースし、大ヒットを飛ばす。
その後、1949年(昭和24年)『夢よもういちど』(野村浩将監督)、古賀正男との縁で製作した『湯の町悲歌』『影を慕いて』(いずれも野村浩将監督)と、メロドラマのヒット作を連発する。

早稲田大学の友人の紹介で、小津安二郎監督と知り合い、銀座で杯を傾ける仲となっていたのがきっかけで、松竹以外で撮ったことのない小津安二郎と、松竹の大女優田中絹代を新東宝に招き『宗方姉妹』を制作(1950年)するという快挙を成し遂げる。この作品が転機となって、メロドラマ路線から大作主義に転換。小津安二郎の勧めで、名前を「英男」から「英生」に変えるのもこのころから。

その後、1951年(昭和26年)成瀬巳喜男監督『舞姫』(岡田茉莉子デビュー作)溝口健二監督との『武蔵野夫人』を手がけ、押しも押されぬプロデューサーとなる。

そのころ依田義賢(脚本)・溝口健二コンビが暖めていた『西鶴一代女』があったが、金ばかり使って
当らない巨匠との定評から各映画会社とも制作を尻込みする中、自分の児井プロの自主作品として
制作を決意。しかし、溝口の凝りに凝った演出などで大幅に制作費は予算をオーバー、1952年(昭和27年)に公開された同作は、客も不入りだったことから、個人的に莫大な借財を負うことになる。
この作品は、興行的には失敗であったが、ヴェニス映画祭で受賞するとともに、親善で渡米し帰国した際に派手な格好で投げキッスをしたことなどが顰蹙を買い低迷していた田中絹代の復活の一本となったばかりか、溝口も、国際的な名声を得、この後、『雨月物語』『山椒太夫』と名作を送り出すきっかけとなった。
児井の長いプロデューサー生活で、唯一赤字を記録した映画であるが、本人の一番愛着深い作品でもある。

新東宝では、社業低迷で困難な状況が深まったことから、製作再開した日活に転ずることに。
第一作として、小津安二郎が暖めていた脚本で1955年(昭和30年)『月は上がりぬ』(田中絹代監督)を製作。
その後、水の江滝子に見出され『太陽の季節』でデビューしスターの座を得ていた石原裕次郎を起用して1957年(昭和32年)『嵐を呼ぶ男』(井上梅次監督)を製作。そのジャズ風の主題歌のヒットもあいまって、裕次郎映画空前の大ヒットとなり、裕次郎は、この作品で名実ともにトップスターに上り詰める。
また、この映画が、音楽とタイアップした映画宣伝の先駆けともなった。

一方で、小林旭とは、1959年(昭和34年)『ギターを持った渡り鳥』(斉藤武市監督)から本格的にコンビを組み、渡り鳥・流れ者シリーズは日活無国籍アクションのドル箱路線としてブレーク、旭自身も裕次郎と並ぶ日活の看板俳優としての位置を確立する。

『ギターを持った渡り鳥』では、新人脚本家の山崎巌を起用。以後、児井−山崎ラインで
ヒット作を量産するとともに、大学時代からの友人原健三郎が、渡り鳥シリーズ等の原作者として名を連ねることになる。
このころ、企画をオープンにせず水面下で画策していたことから、「寝業師」「おとぼけの児井」などの異名をとる。

1960年代に入っても、和田浩二を売り出したり、興行的に失敗の多い鈴木清純監督を起用して『くたばれ愚連隊』(1960年)『東京騎士隊(ナイト)』(1961年)で、黒字化させるなど、ヒットメーカー・興行師としての手腕を見せつつ、日活アクションの頂点とも言える『赤いハンカチ』(1964年舛田利雄監督)から『夕陽の丘』(1964年松尾昭典監督)といった本流の作品を製作。

そのほか、吉永小百合を起用した1963年『いつでも夢を』(斉藤武市監督)1964年『愛と死を見つめて』(斉藤武市監督)や、1965年『黒い賭博師』(中平康監督)、1966年『嵐を呼ぶ男』(リメイク舛田利雄監督)など、引き続き手堅いヒットを飛ばす。

日活の業績悪化に伴う困難な時期に至っても、日活唯一の怪獣映画1967年『大巨獣ガッパ』(野口晴康監督)や、丹波哲郎を迎えての1967年『七人の野獣』(江崎実生監督)、石井輝男監督とスキャンダル女優扇ひろ子を起用した『昇り竜鉄火肌』(1969年)など、最後までヒットメーカーとしての意欲的な活動は衰える事がなかった。

日活の末期に外注で小品3本を手がけた後は、1969年の『女の手配師 池袋の夜』(武田一生監督)を最後に日活を去り、映画界からは完全に足を洗う。

1986年(昭和61年)勲四等瑞宝章を受章。
1992年3月、東京都渋谷区内の病院で逝去。享年83歳。

夫人(後に離婚)との間に二女。
長女は、タレント鈴木やすし夫人。

〔製作〕
1942.02.04 白い壁画  東宝映画
1948.09.21 三百六十五夜 東京篇  新東宝
1948.09.28 三百六十五夜 大阪篇  新東宝
1949.01.04 夢よもういちど  新東宝
1949.03.21 結婚三銃士  新東宝
1949.05.24 湯の町悲歌  新東宝
1949.06.14 人間模様  新東宝
1949.12.25 影を慕いて  新東宝
1950.01.03 処女宝  新東宝
1950.08.25 宗方姉妹  新東宝
1951.04.27 伊豆物語  東宝
1951.08.17 舞姫  東宝
1951.09.14 武蔵野夫人  東宝
1952.04.17 西鶴一代女  児井プロ=新東宝
1955.01.08 月は上りぬ  日活
1955.01.15 紋三郎の秀  新東宝
1955.07.03 少年死刑囚  日活
1955.11.23 乳房よ永遠なれ  日活
1955.12.20 逢いたかったぜ  日活
1956.01.03 ただひとりの人  日活
1956.01.21 ただひとりの人 第二部  日活
1956.04.18 乙女心の十三夜  日活
1956.05.10 東京バカ踊り  日活
1956.05.31 続ただひとりの人  日活
1956.06.28 三橋美智也のおんな船頭唄  日活
1956.07.19 しあわせはどこに  日活
1956.11.14 若いお巡りさん  日活
1956.11.21 沖縄の民  日活
1957.01.15 孤独の人  日活
1957.04.24 マダム  日活
1957.09.08 素足の娘  日活
1957.12.01 雌花  日活
1957.12.29 嵐を呼ぶ男  日活
1958.01.15 夜の牙  日活
1958.02.26 春泥尼  日活
1958.04.29 明日は明日の風が吹く  日活
1958.07.06 素晴しき男性  日活
1958.07.29 運河  日活  
1958.08.26 酔いどれ幽霊  日活  
1958.12.10 忘れ得ぬ人  日活  
1958.12.17 続忘れ得ぬ人  日活  
1959.01.03 嵐を呼ぶ友情  日活
1959.02.24 仮面の女  日活  
1959.03.18 群集の中の太陽  日活
1959.04.08 俺は挑戦する  日活
1959.04.22 二連銃の鉄  日活
1959.09.01 青春蛮歌  日活  
1959.10.11 ギターを持った渡り鳥  日活
1959.12.01 無言の乱斗  日活  
1960.01.03 口笛が流れる港町  日活  
1960.01.09 傷だらけの掟  日活  
1960.02.28 海から来た流れ者  日活  
1960.03.13 六三制愚連隊  日活  
1960.04.23 渡り鳥いつまた帰る  日活
1960.05.28 海を渡る波止場の風  日活
1960.06.04 俺は銀座の騎兵隊  日活  
1960.07.01 赤い夕陽の渡り鳥  日活
1960.07.13 天下を取る  日活  
1960.07.20 若い突風  日活  
1960.09.03 南海の狼火  日活  
1960.10.08 英雄候補生  日活  
1960.10.12 大草原の渡り鳥  日活
1960.11.16 大暴れ風来坊  日活  
1960.11.23 くたばれ愚連隊  日活  
1960.12.27 俺の故郷は大西部  日活  
1961.01.03 波濤を越える渡り鳥  日活  
1961.01.14 街から街へつむじ風  日活
1961.02.01 東京騎士隊  日活
1961.04.01 早射ち野郎  日活
1961.04.09 風に逆らう流れ者  日活  
1961.04.29 大海原を行く渡り鳥  日活
1961.05.03 有難や節 あゝ有難や有難や  日活
1961.08.13 高原児  日活  
1961.09.23 大森林に向って立つ  日活  
1961.12.06 早討ち無頼 大平原の男  日活
1961.12.10 黒い傷あとのブルース  日活
1962.01.03 北帰行より 渡り鳥北へ帰る  日活
1962.05.01 激流に生きる男  日活  
1962.05.20 借別の歌  日活  
1962.06.24 ひとり旅  日活
1962.08.12 渡り鳥故郷へ帰る  日活
1962.10.06 激しい河  日活  
1962.10.21 望郷の海  日活  
1963.01.11 いつでも夢を  日活  
1963.02.17 波止場の賭博師  日活  
1963.03.31 夜の勲章  日活  
1963.08.11 関東遊侠伝  日活  
1964.01.03 赤いハンカチ  日活
1964.01.15 東海遊侠伝  日活  
1964.04.29 夕陽の丘  日活  
1964.08.05 さすらいの賭博師  日活
1964.08.14 海賊船 海の虎  日活
1964.09.19 愛と死をみつめて  日活  
1964.10.30 黒いダイスが俺を呼ぶ  日活
1964.12.19 ギター抱えたひとり旅  日活  
1964.12.31 黒い海峡  日活  
1965.02.13 投げたダイスが明日を呼ぶ  日活
1965.04.03 さすらいは俺の運命  日活  
1965.08.01 黒い賭博師  日活  
1965.09.04 三匹の野良犬  日活
1965.09.04 秩父水滸伝 必殺剣  日活  
1965.10.08 黒い賭博師 ダイスで殺せ  日活  
1965.12.18 殴り込み関東政  日活
1966.01.27 黒い賭博師 悪魔の左手  日活  
1966.06.15 放浪のうた  日活  
1966.08.13 帰らざる波止場  日活
1966.12.10 嵐を呼ぶ男  日活  
1967.04.08 秩父水滸伝 影を斬る剣  日活
1967.04.22 大巨獣ガッパ  日活
1967.08.01 七人の野獣  日活  
1967.08.01 反逆  日活
1967.10.21 七人の野獣 血の宣言  日活
1967.12.23 黄金の野郎ども  日活  
1968.02.13 男の掟  日活  
1968.04.20 残侠無情  日活
1968.07.10 女浮世風呂  青山プロ
1968.08.14 ある色魔の告白 色欲の果て  青山プロ  
1968.08.14 鮮血の賭場  日活
1968.10.19 秘帳 女浮世草紙  青山プロ  
1969.02.08 夜の最前線 女狩り  日活
1969.03.29 昇り竜鉄火肌  日活
1969.05.28 夜の最前線 東京女地図  日活
1969.07.12 昇り竜やわ肌開張  日活
1969.09.27 女の手配師 池袋の夜  日活

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開設日
2008年5月20日

3235日間運営

カテゴリ
映画
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