アカネジレンマのコミュニティです
2004年、当時ENBUゼミナール生を中心とし、
現役日本芸術大学生、永利祐太らによって結成。
2008年2月、第4回公演「ハードボイルド・マーロウ」を上演(於:神楽坂ディプラッツ)。
現在は作家、永利祐太、役者の宮崎泰樹の2人ユニット。
アカネは、夕焼けと朝焼けの茜色を指す。
夕焼け。夜が来る。
仕事や学校が終わり、家路につく時間。
その前に、同僚や学友たちと街へ繰り出す人たちもいるだろう。
家族の団欒、恋人たちの営み、
仲間たちとのばかばかしくも楽しい会話。
だがやがて太陽が昇る。
朝焼けである。
そうなると、夜は無に帰してしまう。
夜は束の間のものでしかなく、一日が始まると、
私たち人間は仕事や学校へ出かけなければならない。
もちろん昨日抱えた悩みや問題は解決しているわけではなく、
それでも新しい一日に立ち向かわなければならない。
つまりは、夜が来て、朝が来る、
そんな当たり前のループに対する葛藤、
すなわち、アカネジレンマなのである。