現在の合氣道は様々な流派に分かれています。有名なところでは「合氣道とは何か」でも触れましたが、合氣道の源流とも言える大東流合氣柔術の「六方会」、合気道界最大の規模を誇る「合気会」、「気の研究会」、「合氣道養心館」、合気道では珍しく試合を開催する「合気道SA」や「日本合氣道協会」など数えたら切りがありません。これらは大きくは大東流系と合気会系に分かれるのですが、実際には考え方、目的、そして技自体も様々です。しかし、合氣道の捉え方や考え方、教え方が様々でも、根底に流れる”合氣"というものは変わりません。
私たちのサークルでは、基本的な十七本の技、例えば 当て身技の「正面」、「逆面」、「後ろ当て」や、間接技の「小手返し」、「小手捻り」、「腕絡み」など、そして投げ技の「四方投げ」、「隅落とし」などを行っています。また、これらの他に「入り身投げ」、「呼吸投げ」や、また「座技」(正座した状態での護身術、合氣道特有の技)などを学びます。「掛かり稽古」といわれる一対一で実際に技を試す場もあります。これらの練習を個人のレベルにあわせて行います。ただ、”合氣”や”気”は感覚的なものなので、技(形)の練習だけではなかなか身に付くものではないと思います、経験し、考え、練習で実際に試してみる、その繰り返しでちょっとずつ解ってくるもののようです。
ところで、私たちの会の名前から「合気会」と関係があると思われる方もいると思いますが、直接の関係は有りません。
活動日 毎週火曜・金曜
活動場所 明星大学校内 13号館3階・柔道場
活動時間 18時〜21時
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