7代目となるシビックの登場は2000年9月。このモデルより基本のボディスタイルが5ドアとなった。1972年発売の初代シビックから受け継がれてきた世界の市民のクルマという原点に立ち返り、「人のためのスペースは最大に、メカニズムは最小に」という思想をさらに進化させ、「スマートコンパクト」をコンセプトに、最大限の室内空間、すぐれた経済性と爽快な走り、乗員と歩行者の安全性能、クリーンな環境対応など、コンパクトカーのベンチマークを目指したものだ。メカニズムのスペース圧縮によるショートノーズ化、床下のシャシー部分を工夫したパッケージングにより、全く段差のないフラットフロアやミニバンに近い室内高、後席の居住性向上、広くフラットなラゲッジスペースを実現している。
エンジンは1.7リッターと1.5リッターが搭載されている。組み合わされるトランスミッションはグレードに応じ、無段変速のホンダマルチマチックまたは電子制御4速ATとなる。ゲート式インパネシフトの採用により、センターウォークスルーも可能だ。
2003年9月にはマイナーチェンジを実施。エンジンを1.7リッターに統一し、振動対策や遮音性などを徹底追求。ひとクラス上の走行性能と快適性を実現した。またスポーティーグレードとして7ーSPEED MODE&パドルシフトを採用したXSが新たに設定された。
2005年9月に現行型シビックの発売により、生産終了する。
◇グレード構成◇
[2000年〜]
B(AT 1.5)
G(AT 1.5)
iE(CVT 1.5)
X(CVT 1.7)
G4 4WD(AT 1.5)
X4 4WD(AT 1.7)
[2001年〜]
TYPE R(MT 2.0)追加
[2002年〜]
GX(CVT 1.7)追加
[2003年〜)
※マイナーチェンジによりグレード形態変更
X(CVT 1.7)
XS(CVT 1.7)
X4 4WD(AT 1.7)
[検索用]
シビック CIVIC CIVIC EU EU 7代目 ホンダ HONDA