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ノイズ療法家

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コミュ内全体

詳細 2011年1月21日 17:31更新

ノイズ療法家の定義や活動の内容を議論し広めていく為のコミュニティです。

ノイズ療法家とは、2001年にインドのバラナシで発足したNGO穴丸商工会を基盤とし、現在東京都新大久保の雑居ビルに拠点を置くNGO穴丸制作会による民間の療法家集団です。




Q1ノイズ療法家の資格を取得する為にはどうしたらよいのですか?

A.近接の民間資格として音楽療法家というものがあります。しかしこの資格を取得する為には専門学校へ通い実地研修を行わなければ行けないなど様々な壁があります。対してノイズ療法家は、穴丸制作会の会長である生肌氏による人相占いに合格した者に対して無料で発行されます。現在さまざまな国家資格や民間資格が氾濫する中で、もっとも容易に取得でき、もっとも無意味で、もっとも怪しげな資格として認知されています。


Q2ノイズ療法家の活動内容はどのようなものですか?

A.さまざまな場所に赴き、参加者全員が好きな楽器を持ち寄り、ノイズ音を奏でます。それは時に轟音で時に静寂でもあり、音の生み出す調和と崩壊の反復の過程で一種のトランス状態へ移行することを目指します。
参加者の中には様々な方が居られます。いわゆる普通の方も居れば、神経症や精神病でお悩みの方、自傷癖、不登校、認知症、自閉症、同性愛者、モラリスト、アナーキスト、タオイスト、ニヒリスト、フリーターなど色々な方が参加されます。
また演奏会のなかでは即興の演劇や、ダンスなども行われ、さながら原始的な宗教儀式を思わせます。
こうした参加型の療法の他に、要望があった個人や集団に一方的にセッションを聞いてもらう場合もありますが、基本的にはすべて屋外で6〜7時間、場合によっては30時間を超える長大なセッションとなります。

Q3ノイズ療法家について詳しく聞かせて下さい。

A.ノイズ療法による治療は、他の心理学的な治療行為や医療行為とは違い明確な目的や終わりがありません。つまり、正常と異常を区切りまた健常者と病者を区切った上で、後者を「正常な社会生活へ復帰させる」ということを目的とはしないのです。
ノイズ療法を受けられた方は、その場限りで大きな開放感と祝福を実感しますが、それが終わればまた各々もとの日常へと帰ってきます。ノイズ療法家は具体的な生きる指針を与えたりは決してせず、セッションに参加された方は皆時を経て「あれはいったい何だったのだろう?」と思い返すかもしれません。それで良しとします。ノイズ療法は、それ以上でも以下でも無いのです。
ただノイズ療法にはさまざまな哲学や信念が含まれており、そのひとつに「秩序は神秘であり、規範は苦しみである」という原則があります。心理学や社会学の分野では往々にして秩序と規範が同一視されています。そして規範意識と抵抗するような問題に焦点を当て、それを治療し除去しようとします。対してノイズ療法では、ただ「耳を澄ますこと」を提唱します。参加者の多くは既に自分の内面の問題に対して十分自覚的であり、それを「解決」しようと努力されている方がほとんどです。ノイズ療法ではその努力の苦しみを一瞬だけ開放し、内面のノイズに対して少しだけ耳を済ませて、それを音にすることで、セッションでの全体的なノイズとの調和を生み出すことを目指します。
すべてのセッションでそれが成功するとは限りません。はっきり言って失敗することの方が多いのですが、抱えている問題も出自も違う参加者が完全なノイズ音の秩序を奏でた瞬間というのは、やはりすさまじい感動の瞬間でもあります。




<青山真治の映画について>

映画監督の青山真治は『ユリイカ』のなかで、強烈な「トラウマ」ゆえに社会のなかで生きていく動機を根本的に喪失した幼い兄妹の姿を描いています。そして映画の中で、その底の抜けた心象風景に効果的にノイズ・ミュージックを重ねています。印象的なのが、兄妹が部屋でラジオからのノイズに耳を傾けるシーンです。それはこの社会(の規範)の中で生きる動機を喪失したものだけが聞き取ることの出来る世界そのものの無時間的な声(ノイズ、福音)のようなものです。無意味な生の向こう側にあるのは闇と無音なのではなく、圧倒されるほど繊細で美しい色彩とノイズのカオスであり秩序でもあります。
そして『エリ・エリ・レマ・サバクタニ』ではノイズ療法家のあるべきイメージがとても正確に描かれています。全体的に緩やかなテンポの映画でとても反物語的なものですが、荒涼とした風景に人が点在し死の影とノイズだけが世界を覆っているというイメージは、そら恐ろしくもあり美しくもあります。映画では「死にたくなる病」であるレミング病に対して、浅野忠信と中原昌也の二人が奏でるノイズが唯一の治療法として描かれています。

ノイズというのは、死と生の狭間、無意味と意味の狭間、カオスと秩序の狭間に発生するものゆえに生と死の心理的受容を同時に可能にします。

逆説的ですが、ノイズ・ミュージックというのは「ふと死にたくなる」ような感覚を人に与えます。生への執着を強迫的に強要するいわゆるPOPミュージック(例えばスマップの「弾丸ファイター」)とはその点で対極に位置します。TVに写るコマーシャルやタレントの発する「音」などもそうですか、社会的な日常の平面は死やカオスに対する感覚を極力排除することで維持されています。死に触れないようにするためにはそれは有効ですが、死に触れてしまった者を帰還させる力としては、それらの言葉や音は全く無力です。
『エリ・エリ…』の中で浅野忠信が広大な海の波の音に向かって「かなわねぇな」とつぶやくシーンがあります。実際に波打ち際に赴き耳を澄ませてみると分かると思いますが、波の音というのは意識的に対象化できるひとつの音ではありません。幾重にも重なった波は人が聴取可能な音のずっと低音まで深く響き渡り、波打ち際の無数の泡のはじける音は共鳴し高音域で揺れるように響きます。そしてそれらは全体として奇跡的にバランスのとれたノイズとして人の耳に、そして心に届きます。このように波の音というひとつの対象への意識が崩壊するぎりぎりのところで波の音を聴き取るということ。ノイズ療法ではこのように彼岸まで続くように思われる音の重層性とその反復のなかで、この世界との関係を回復するということをその主要な実践としています。




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ノイズ療法家にセッションを依頼したい方やセッションに参加したい方は管理人にその旨を送ってください。
ただし、以上読んでくれた人は分かると思いますが、ノイズ療法家というのは非常に怪しげでオカルトチックなものですので、真面目な場にはそぐいません。不真面目で怪しいものに寛容な方からの依頼のみお受けいたします。ふざけ半分、怖いもの見たさ、駄目で元々という人歓迎いたします。お金は一切頂きません。

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2008年4月15日

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